それでは、単純温泉の特徴のつづきの講義をしたいと思います。


前にもしましたが、単純温泉の中でもpH8.5以上の単純温泉は「アルカリ性単純温泉」、pH7.5以上の単純温泉を「弱アルカリ性単純温泉となります。これらの単純温泉は、肌の角質をとる美肌効果があります。四大美人泉質って学びましたよねドキドキそのうちの一つであります。

また、自然湧出する温泉としては塩化物泉が日本一であったわけですが、近年では掘削技術も進み、街中でも温泉が湧く時代であります。そのため、単純温泉が日本一多い泉質となりました。

単純温泉は、子供からお年寄りまで安心して入れる優しい泉質として「家族の湯」と呼ばれています。そして、先ほどもご紹介しましたが、pH7.5以上の(弱)アルカリ性単純温泉を「美肌の湯」と呼ばれています


それでは、単純温泉の温泉地はどこにあるのでしょうか。日本一多いというわけですから、どこにでもあるといえばあるのですが、代表的な温泉地をご紹介したいと思います。


花巻(岩手)・飯坂(福島)・越後湯沢(新潟)・鬼怒川(栃木)・水上(群馬)・宇奈月(富山)・石和(山梨)・修善寺(静岡)・下呂(岐阜)・湯原(岡山)・道後(愛媛)・原鶴(福岡)・由布院(大分)


以上で、単純温泉の特徴についての講義を終わります。