15歳君のレッスン・・・上海に演奏旅行に行き、帰国後すぐには疲れ果ててレッスンをしなかったので2週間お休みでした
で、師弟ともにすっかり忘れていた セントジョージ地区のコンペ・・・
「そういえば、来週セントジョージなんだけど」
という15歳君
そうだった!!!!!!!!!!!!
妊婦だから、が言い訳にならない痛恨の忘却(アゲイン)です
ちなみに痛恨の忘却のお誕生日の妹ちゃんは 12歳ちゃんになったのではなく 11歳ちゃんになっていたのでした・・・ダブルで痛恨のミス・・・
さて、こちらのコンペは日本のPTNAみたいな厳しさはなく、ほぼすべてが自由課題です
選曲にも力が入るってもんですが・・・
残念ながら今、彼の持ち曲はあまりよくありません
バロック:バッハ 平均律2巻 BMajor
クラシック:ベートーヴェン 変奏曲Op.34
ロマンティック:ショパン エチュードOp.10-4、バラード3番
モダン:プロコ ソナタ3番
バロックは弾けていません
厳密に言うと「弾く」だけはできるのですが あまりにもポリッシュが足りなさ過ぎて コンペはおろか、友達の前で弾くのでさえ憚られます
クラシックは 無駄に長く、無駄に地味。コンペ向きでないうえに 突っ込みどころ満載
ロマン派は エチュードのほうはちょっと放置してあったので 崩れています
バラードはどう歌いたいか、自分の中ではっきり決まっていない感じ
モダンは サンカンのトッカータからプロコのソナタに3週間前に曲替えしたばかりで サンカンもプロコも まだまだ・・・
困りましたが
自由曲セクションでショパンのエチュード、
ロマン派セクションでショパンのバラード、
チャンピオンシップで以前に仕上げてあったカールヴァイン(オーストラリアの作曲家)のプレリュードとショパンのバラード、
万が一チャンピオンシップでファイナリストに選ばれたらベートーヴェンの地味ぃ~な主題と変奏、
という選曲にしました
とにかく プレリュードの注意点を再度確認、バラードの歌い方の提案
これだけに1時間以上費やしてしまいました
プレリュードは同じリズムパターンで 速度の変化がある場合は 同じ音価で弾かないように
同じく 息継ぎをいれるべきところも すべて同じ長さの息継ぎではダメ!
音色をAとBのセクション、そしてAと再現部Aも微妙に違えるように!!
バラードは等速にきっちり弾くところと ためるところ そして急いた感じにしたいところ それぞれ自分の中で理解・納得して完全に弾き分けること!!!
↑注意点はこれくらいしか言ってないのに 時間かかるなぁ・・・
上記4期のプログラムでディプロマ受験が9月末・・・
間に合うのか?
なんと言ってもバッハのポリッシュアップに問題がありあそうです
バッハは試験前に何度か舞台に乗せたかったのにな