●株式会社有隣堂● | オレサマのブログ
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株式会社有隣堂
種類 株式会社
本社所在地
〒231-0045
横浜市中区伊勢佐木町1丁目4番地1
設立 1953年(昭和28年)6月11日

(1909年12月13日創業)
業種 小売業
法人番号 2020001029308
事業内容
和洋書籍、雑誌、教科書、地図、事務用品、文房具、OA機器、楽器、水槽などの販売、出版、音楽教室の経営など

代表者 松信裕(代表取締役社長)
資本金 5000万円
売上高 517億円(2018年8月期)

関係する人物
松信大助(創業者)
外部リンク
http://www.yurindo.co.jp/
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社名は『論語』里仁25の「・不孤、必有鄰[注 1]。(徳孤ならず 必ず隣有り)」に由来し、社の発行する情報誌(後述)のタイトルにもなっている。

概要
一部店舗では取り扱う商品は書籍だけでなく、文具・雑貨売場も併設されている。
以前は横浜西口店(東洋地下街)でパソコン、ワープロを扱っていた。
書店店舗以外では、楽器販売や音楽教室の運営、出版といった事業も行っている。また神奈川県内には大学が多く立地することから、専門書(医学書や看護師関連のものを含む)を基幹店に配備している(県内では伊勢佐木町店、横浜駅西口店、厚木店など)。
各店舗における特徴として、文庫用の書籍カバーを10色の中から選べるサービスが挙げられる。

沿革
1894年(明治27年)頃 - 大野貞造が有隣堂を横浜市吉田町に開業。
1909年(明治42年) - 松信大助(大野の実弟)が伊勢佐木町に第四有隣堂を開店。
既に大野貞造の兄弟が第二・第三有隣堂を開業して暖簾分けをしていた。松信大助も兄を手伝っていたが、同様に暖簾分けをした。のちに病弱な長兄に代わり第一有隣堂を経営することになり、自らの第四有隣堂に合併して、既存の第四有隣堂が有隣堂本店となった。「第○」と付番した有隣堂連鎖店は第九まで存在したが、戦災と戦後の企業整備で第七有隣堂(西区藤棚町)を除いて消滅しており、また有隣堂と第七有隣堂との間にも現在は資本・人事関係はない。
2010年(平成22年) - 神奈川県の不正経理に長年関与していた事が明らかになる。

店舗
営業店舗の一覧・各店舗の詳細は公式サイトの店舗一覧を参照
書籍販売部門は伊勢佐木町本店(横浜市中区)を始めとして神奈川県下に30店舗、東京都に13店舗、千葉県に2店舗の計45店舗を展開する。
横浜駅周辺に5店舗、戸塚駅周辺に3店舗が集中する。JR東日本グループの駅ビル(ルミネ・アトレなど)への出店も多い。文具を扱う店舗は基幹店舗を中心に約半数にとどまる。

3店舗は医学書を専門に扱う「医学書センター」で、うち1店舗は北里大学売店に出店している店舗である。

書籍以外では、藤沢市にミュージックショップ(楽器・楽譜専門店)を手がけるほか、3箇所でミュージックセンター(児童向け音楽教室)、5箇所でミュージックサロン(成人向け音楽教室)、1箇所でカルチャーセンターを運営している。

日本工学院専門学校購買部での書籍・文具の委託販売も手がけている。

かつては伊勢佐木町本店の地下には喫茶室「有隣堂パーラー」が有った。
1990年代の中頃に閉店し、ギャラリーとなったが、現在は書籍フロアとなっている。また、本店のエレベーターにはエレベーターガールが1990年代の中頃まで乗務していた。

閉鎖した店舗
東京都
ルミネエスト新宿店(旧称・マイシティ新宿店) - 2005年10月1日開店、2007年1月7日閉店。
六本木ヒルズ店 - 2006年7月17日閉店。
渋谷医学書センター - 2008年8月31日閉店。
羽田空港店(第一旅客ターミナルビルB1階店舗) - 2013年11月24日閉店。第一旅客ターミナルビル 搭乗ゲート内店舗は営業を継続。
ルミネ町田店 - 2016年1月11日閉店。

神奈川県
伊勢佐木町本店文具館
ユーリンファボリ - 1970年代から1990年代に馬車道通りに存在した文具館。
ランドマークプラザ店 - 2009年7月23日閉店。
横浜ビジネスパーク店
東戸塚店 - 2008年6月25日閉店。
YURINDO SELECT STATIONERY センター北プレミアヨコハマ - 期間限定店舗。2013年10月25日開店、2014年4月22日閉店。
湘南台店 - 2004年6月30日閉店。
大和店 - 2015年3月23日閉店。
川崎アゼリア店 - 2015年9月23日閉店。
なお、ルミネ横浜店は長年5階にあったが、2010年8月に6階に移転した。移転後の面積は280坪。

情報誌『有鄰』
有隣堂では情報誌『有鄰』を1967年より発行している。
当初は月刊であり、2010年1月からは奇数月発行の隔月刊。内容は出版関係の他に、神奈川の歴史・文化に関する事など。

その他
テレビ東京の情報バラエティ番組『出没!アド街ック天国』で“横浜 伊勢佐木町”を特集した際、2005年2月5日放送回では第5位に、2014年10月4日放送回では第4位に伊勢佐木町本店が取り上げられた。



企業紹介
ホーム沿革
沿革
明治42年12月13日
松信大助が個人経営で横浜市伊勢佐木町1丁目7(現在の伊勢佐木町本店所在地の一角)に「第四有隣堂」を創業。間口2間奥行き3間、木造2階建ての店舗で、書籍・雑誌の販売を開始。

大正9年7月6日
「第一有隣堂」 「合名会社有隣堂」を吸収合併し、「株式会社有隣堂」を設立。この年、間口5間・奥行15間の3階建店舗を新築。書籍・雑誌のほか、文房具・楽器および運動具を販売。

大正12年9月1日
関東大震災で店舗を焼失、古本を買い集め焼跡にて営業を再開。

昭和2年2月1日
隣接地を取得。この頃2階建の店舗を再建か。その後も店舗拡張が続く。

昭和20年5月29日
B29の爆撃による横浜大空襲により店舗を焼失。

昭和20年8月15日
敗戦。 同月30日、伊勢佐木町の店舗敷地が米軍により接収される。
9月上旬、中区本牧三之谷の倉庫にて、疎開した商品で営業再開。

昭和22年5月25日
中区野毛町に木造2階建の営業所を開設。仮営業を開始。

昭和28年10月14日
創業者の松信大助急逝。夫人隆子が第2代社長に就任。

昭和30年4月13日
昭和27年9月の伊勢佐木町に続き、隣接する末広町店の舗敷地の接収が全面解除。店舗再建が本格化する。

昭和31年2月1日
同地に有隣堂ビルが竣工(地下1階、地上4階)し創業地で店舗営業を再開。野毛営業所を閉鎖。この年、外商部を開設し本格的な外商活動を開始。

昭和31年8月6日
社長松信隆子の死去に伴い、松信總次郎が第3代社長に就任。

昭和32年4月
有隣堂ビル地階でレストランの営業を開始。

昭和36年3月
外商部に楽器外商係を新設。

昭和36年11月
松信泰輔、第4代社長に就任。

昭和39年12月1日
横浜駅西口ダイヤモンド地下街に横浜駅西口店を開店。多店舗化の第一歩となる。

昭和40年11月20日
藤沢駅南口に藤沢店を開店。神奈川県下への販売網を拡張する。

昭和42年12月10日
月刊紙「有鄰」を創刊。

昭和44年10月20日
中区福富町に外商センターを開設。外商業務を組織的に拡大する。

昭和46年11月14日
本厚木駅前に厚木店を開店。

昭和47年11月1日
保土ヶ谷区和田町に和田町音楽教室を開設。音楽教室事業を開始。

昭和50年4月11日
川崎駅前さいか屋に川崎店を開店。川崎市内への初進出。

昭和50年10月3日
町田店を開店。東京都内への初進出。

昭和51年7月10日
「有隣新書」の刊行を開始。

昭和55年11月7日
横浜駅東口ルミネ5階にルミネ横浜店を開店。

昭和58年4月7日
第1回「有隣堂ワープロ・フェア」を開催。ワープロ、PCなどOA機器の外商、店舗での本格的販売に着手。

昭和61年4月15日
『有隣堂カルチャーカタログ』によるカタログ販売を開始。

昭和61年6月10日
創業77周年記念出版として『図説神奈川県の歴史』を刊行。

昭和62年11月3日
書籍宅配の「テレ本便」を開始。

平成1年10月21日
生涯学習センターによる各種講座を開始。

平成1年10月18日
創業80周年記念式典を開催。

平成3年5月7日
横浜市戸塚区に東戸塚営業本部ビル(地上6階・地下1階)を竣工。

平成5年3月
オフィス通販事業「アスクル」を開始。

平成5年4月22日
アトレ大井町店を開店。東京23区内ヘの初進出となる。

平成7年11月28日
篠﨑孝子、第5代社長に就任。

平成8年9月1日
海水熱帯魚のレンタルシステム事業、「マリーンジェム」を開始。

平成9年10月1日
アトレ恵比寿店を開店。東京都心部への本格的な店舗展開を図る。

平成11年5月12日
アトレ新浦安店を開店。千葉県内への初進出となる。

平成11年11月26日
松信裕、第6代社長に就任。

平成14年10月1日
横浜ミュージックサロンを開設し、「大人の音楽教室」事業を開始。

平成14年11月1日
月刊紙「有鄰」が第14回ヨコハマ遊大賞を受賞。

平成15年2月14日
営業本部ビルにおいて国際規格「ISO14001」を認証取得。

平成16年8月
第52期決算にて年商500億円を突破。

平成17年7月1日
オフィス営業部東京第一支店を品川区に開設。東京都内での外商活動を本格化させる。

平成17年9月16日
ヨドバシAKIBA店を開店。

平成17年10月17日
有隣堂ソリューションズ株式会社を設立。

平成18年4月1日
「指定管理者業務」の受託を開始。横浜市の4地区センターにて「指定管理者」として運営業務を開始。

平成18年7月1日
PFI方式による東京都稲城市立中央図書館の受託運営業務を開始。

平成18年8月22日
プライバシーマークを認証取得。

平成19年6月1日
有隣堂オフィスマーケティング株式会社を設立。

平成20年5月21日
戸塚カルチャーセンターを開校。

平成21年6月2日
創業100周年記念出版として『開港150周年記念 横浜 歴史と文化』を刊行。

平成21年7月1日
オフィス営業部神奈川支店を港北区に開設。

平成21年7月10日
月刊紙「有鄰」500号発行。

平成21年10月26日
新時代を担う店舗、たまプラーザテラス店を開店。

平成21年12月13日
創業100周年を迎える。『有隣堂100年史』を発行。

平成22年4月24日
藤沢店5階に、リユースブックショップ「ReBOOKS」藤沢店を開店。古書の買取、販売事業を開始。

平成23年11月11日
湘南地区の核となる新店舗、テラスモール湘南店を開店。

平成24年8月1日
オフィス営業部相模原営業所を開設

平成24年8月1日
有隣堂ソリューションズ株式会社を株式会社ワイソリューションに商号変更

平成25年3月30日
町田モディ店を開店

平成25年4月2日
武蔵小杉東急スクエア店を開店

平成25年8月5日
オフィス営業部 神奈川支店を川崎市に移転し業務を開始

平成26年8月14日
横浜駅西口ザ・ダイヤモンド店を移転しリニューアルオープン

平成27年4月1日
官需営業部 大和営業所を開設

平成27年4月24日
小田急百貨店新宿店本館に書籍・雑貨・カフェの複合型新業態店舗 STORY STORY を開店

平成27年10月20日
9ヵ所目の音楽教室 三ツ境ミュージックセンターを開設

平成27年10月29日
県央地区の核となる新店舗、ららぽーと海老名店を開店

平成28年1月9日
戸塚駅エリアに新たな営業拠点として戸塚ミュージックショップを開店

平成28年3月12日
ヨドバシAKIBA店内にブックカフェ「STORY CAFE」をオープン

平成28年10月5日
湘南地区にカフェを併設した新店舗 ららぽーと湘南平塚店を開店

平成29年7月21日
ららぽーと立川立飛店を開店

平成29年10月1日
10ヵ所目の音楽教室 トレッサ横浜ミュージックセンターを開設

平成30年1月31日
営業本部ビル敷地内に賃貸を目的とした老人介護施設を竣工

平成30年2月17日
アトレ川崎店を移転しリニューアルオープン

平成30年3月8日
ららぽーと海老名店を移転しリニューアルオープン

平成30年3月29日
東京ミッドタウン日比谷3階に複合型店舗HIBIYA CENTRAL MARKETを開店