**昨日読み終えた本**

森に眠る魚/角田 光代
お受験を控えたママ友の話
初めは仲が良かったのに
ちょっとしたことから
言い出せないことから、
自分に自信がないことから
育児は悩みがつきものだからこそ
変わっていく関係性

自分も2児の母
小学校受験は関係無いけど
ママさんたちの関係って難しいと思う
だから、ママさんたちの心情が分かるような。。。
毎日子供と密着な日々の繰り返しの中で
子供のため?自分のため?
自分の居場所、他人との関係、孤独感

自分はそうはならないと思う反面、
決して他人事ではない
と思うと
とっっっても怖かったげっそり
そして、読み応えがあった

親心としては失敗しないように
口やかましく先回りしてしまいがちではあるが
失敗したときこそ親はゆったり構えて
その後をどうするのか
一緒に考えるということが大事であると再確認
失敗こそが学べるチャンスなのだ

「予定日はジミー・ペイジ」のときも感じたのだけど
出産・子育ての経験がないのにどうしてリアルに
表現できるのかあっぱれ

角田さん29冊目