このシリーズは私と癌との日々を綴っていきます。こんな生き方をした人間がいたことが誰かの役に立てば。おざポンがどんなときでも一日一生で生きたことが教え子達の勇気に繋がれば。そんな想いを込めて。
この記事の最後に全摘手術後の傷口の写真が出てきます。健康診断・がん検診などに必ず行ってほしいという想いで載せますが、苦手な方は途中で記事を閉じてください。写真が出てくる前に再度お伝えします。
2022年7月4日
これまで診てくれ信頼していた主治医が突然地元の九州に引っ越すことになり、まさかの主治医=手術執刀医が直前の変更になった。しかし、幸運なことに新しい担当は呼吸器外科の部長の偉い先生。迷惑をかけたお詫びとのこと。部長は全体を俯瞰する立場であり、自らが執刀する確率は極めて低い。優秀な医師が多い静岡県立がんセンターの中でもトップの存在だ。結果的にすごくラッキーだった。
後日聞いたが、オペを見学した他県から来た若手医師は「凄い腕を見せてもらった。感動した!と娘に話したらしい
オペ2日前の7月4日に再入院↓
そして7月6日オペ当日。お気に入りの看護師さんと「待っててね~」と握手して手術室へ(笑)
オペに向かう前に病室で娘に撮ってもらった写真↓
緊張感まるでなし(笑)
オペは予定より短く3時間22分で終了。出血量は62gで輸血はなし。術後経過は良好に推移した。声も問題ない。酸素ボンベも手術翌日に外せた!
手術当日はGICU(総合集中治療室)に一泊
翌日病室に戻った際に看護師さんに撮ってもらった写真
さすがに痛々しい↓
手術前、生徒達からもらった激励が心の大きな支えになった↓
退院は7月19日となった。オペから退院後一週間までは力量のある講師に代講を任せ、自分はYouTube録画で授業をチェックしてその先生にアドバイス。
自分の対面での授業復活は7月26日からとした。
術後体重が増加し心不全の心配が出たため、一日の水分量を1000mlに制限された。片方の肺になったため、心臓に過度の負担がかかるのでリスクを回避するためだ。
しかしその時は灼熱の暑さだ
しかも体力を回復させるために毎日広大な庭を何周もして、一日10,000〜12,000歩の歩数を確保していたのだから、ペットボトル2本分の水では到底足りない
耐えきれなくなってある時医師に「あなた達は私を殺す気ですか?」と尋ねたら、医師からは「でも守らないと死ぬよ」と冷たくあしらわれ泣く泣く従った
広大な静岡がんセンターの庭園。
ここを毎日何周も歩いた↓
庭園にはバラの花がなんと1,000本も!
結局心臓のリスクはなくなり、退院に向けてひたすら歩き、本を読み漁った。
ちなみに一日のスケジュールはざっとこんなカンジ↓
6:00起床
朝の散歩
7:30朝食
検査
リハビリ
午前の散歩
12:00昼食
読書
午後の散歩
シャワー
18:00夕食
授業チェック
22:00就寝
なお、癌の早期発見が普通のこととなった昨今では、肺の全摘手術はがんセンターでも珍しいことで、仲良しになったリハビリステーションのYさんいわく、「私たちもメッチャ気合入ってます」
Yさんと↓
【閲覧注意!】
この後、左肺全摘手術の傷口の写真が出てきます。苦手な方はここで記事を閉じてください。
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こうならないよう、健康診断・がん検診には毎年必ず行こう!
(以下次号)
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