国際結婚では『あるある』なのでしょうけど…

ウチは夫婦別姓です。

娘は二重国籍。

夫のタイ姓でタイ名があり、
私の日本姓で日本名があります。

タイ名と日本名は関連性のない名前なので、まったく違う
名前がふたつあることになります。

そして、タイの習慣にならってニックネームもあり、
生まれてからは、このニックネームで呼んできました。

日本に住むようになり、保育園入園時に、
「どう呼んだらいいでしょうか?」
と、園長先生に聞かれました。

ちょっと考えましたが、日本で暮らす上で、戸籍の名前を
優先するのがいいと思い、日本名でお願いしました。

その時、娘は、自分に名前が三つあることも分かっていたので、保育園ではいつもと違う日本の名前で呼ばれることを説明し、本人も理解しました。

最初はちょっと混乱もあったようですが、すぐに慣れ、状況での使い分けができるようになりました。

日本名はよそゆきの外の顔、ニックネームは素の自分、
こんな感じです。



それから数年…

親の私の方が、いまだに違和感。

「◯◯ちゃんのお母さん」と、呼ばれるのは大丈夫なんですが、自分から言う時は、スッと言葉が出ません。

学校のお友達の前で娘を呼ぶ時には、もちろん日本名を使うのですが、なんかよその子を呼んでいるよな…

なんともいえない気分です。



国際結婚を感じる瞬間です。