セッション観たぞ。
同時期にやっていたからなのか何かとバードバンと比較されがちなセッション。
後輩ガールに「青春!って感じで良かったです!」とおすすめされ、観てみた。
ストーリーとしては音楽学校でドラムを叩く少年が学校の鬼教師に見出され、文字通り血の滲む努力をしていく…という話なのだけれど。
これが格好良いのだ。
すべてのミュージックビデオはこう撮ればいいのでは?ってくらい演奏シーンがイケてるし、鬼教師と主人公のぶつかり合いもシビれる。
主人公がわりと最後まで踏んだり蹴ったり(そのくせちょっと褒められると調子に乗るから殴りたくなる)なので決して主人公に感情移入はしなくていい。
鬼教師はめちゃくちゃ恐いのだけど、そこに魅力を感じられる。
音楽家を目指す人に見てほしい…と思ったけれど、わたしのようなクズ学生でも芸術を学ぶ人間の姿勢を正すような映画だった。
わたしも何か強く信じられるものがあればなあ。
ラストシーンの迫力は本当に素晴らしい、ので是非。
個人的に好きな場面は、主人公が親戚と食事中、親戚の男の子たち(アメフトができる)にケンカ売るところ。音楽やってるとか、美術やってるとか、そういう本当に格好良いことよりも、三流だとしてもアメフトで優勝点とったことのほうが褒められる世の中。劇中の言葉を借りるなら、Fxxk!
挫折してたまるか~~~わたしは潔くカッコ良く生きていこう~~~(©︎ウテナ)
おわり