私がギターをはじめた中学時代…もう30年以上前かな(笑)…からもっとも思い入れの強かったギターが、白いGIBSONフライングVです。



当時崇拝していたギタリストであり、PAKUYAの名付け親でもあるマイケル・シェンカーがUFO時代に使っていた70年代製の白いフライングVは、他のどのギターよりも魅力的に見えました。



大学生になって、やっと1975年製のオリジナル・モデルを手に入れることができたものの、ギブソン社から同モデルのリイシューがリリースされるのを待ち望んでいました。



ところが、同メーカーは私に嫌がらせをするがごとく(笑)、67年モデルやコリーナ・モデルのリイシューを続けていました。



マイケルもDEAN製の自身のシグネチャー・モデルに乗り換え、私もそれに追随し、ギブソンのVなんて忘れかけていたとき、カスタムショップから70年代フライングVのリメイクをしたという知らせが!!



早速、懇意にしているショップに連絡を入れ、同モデル3本を押さえてもらい、そのうち2本を購入しました。



写真の右側に写っている黒いVは、もう少し早いタイミングでリリースされ、クリス・インペリテリが試奏した後に私が購入したものです(笑)。



PAKUYAの"PLAY LOUD"ギター



早速、マイケルがUFO在籍時に使っていたのと似た仕様にモディファイしました。


似た…というのは、ナットをブラスにしたりピックアップをダグ・アルドリッチ・モデルにしたり…と、自分の好みを反映させたからです。



PAKUYAの"PLAY LOUD"ギター



モディファイしてみて分かったことは、オリジナル・モデルのボディがセンター2ピースで、ちょうど股間(笑)にあたる部分にクサビが打ってあるのに対し、リメイクのものにはありませんでした。



PAKUYAの"PLAY LOUD"ギター



あと…このモデル、カスタムショップ製で、そこそこの価格なのに、いくつか気に入らないところもありまして…


オクターブ調整していたところ、ブリッジの駒がこれ以上動かせないところまで来てしまったり…



PAKUYAの"PLAY LOUD"ギター



ネックジョシント部分など、塗装ムラが結構あったり…


トグルSWが接触不良だったり…



PAKUYAの"PLAY LOUD"ギター



ってな感じです。


思い入れのあるギターだけに、許せる…ワケないですね(笑)。


このブリッジ、どうしたらええんやろ…。




ま、もっぱら見て楽しむとか…



PAKUYAの"PLAY LOUD"ギター



いやいや、せっかくのギター、バッチリ調整してラウドにプレイしたいです~!!