私が勝手に先走って


静かな目の奥ではものすごくいろんな


私の想像もつかないようなことを


考えているのかもしれないって


思い描いていただけなのかもしれない



君自身が言うように


冷めてて飽きてて物足りなくて でも面倒臭くて


ただそれだけだったのかもしれない




同じ車が通り過ぎるとき 君の事を想った



いつもの空間のどこかに君の姿を探すことが


後ろを何気ないふりして通り過ぎることが


私は ものすごく、ものすごく、好きだった



私と戯れてくれるいたずらっぽい雰囲気とか

若者らしい光を帯びるようになった目とか


嬉しくて 楽しくて 愛しくて



一度君と ゆっくり話をしてみたかった


南半球の眩しい空の下で


思い浮かぶのは何故かいつも


君の面影ばかりだよ