起きる出来事に
意味があることを知って
安らぎを感じたい
ただ それだけなのであって
何を答えるかには 興味はない
気になるのは 本当の気持ち
ただ それだけなのだ
たとえば
真っ白な部屋の真ん中に
ぽつんと置かれた小さな椅子に座って
その部屋に入ってくる人を静かに待っている
ノックの音がして
誰かが入ってきては
いくつか言葉を交わし
礼を言い 握手をして
扉を閉めて出ていく
何らかの確信を
心の中に強く感じられるようになるまで
それらの背中を見送る
真っ白な部屋の真ん中で