やっぱり駄目か


そんな思いが

頭の中をよぎる


誰を信じればいいのか

何を信じればいいのか


弄ぶ自分の預け先を

あたふたと捜し求めても

解決などないのだということを

仕方ないのだということを


ようやく受け入れる気になったか




責任を取らないという選択にのしかかる責任


どんな筋肉だって

使わなければ衰えていく



緊張した面持ちで言葉を紡ぐ彼女

以前は返ってくるものをまず求めて拒絶した


今回は

責める自分を追いやって

まずは信じることにした



責任を取るという選択に引き寄せられる物事


それを 信じることにした