息子がもうすぐ6ヶ月になり私も体力が戻ってきたので、

彼が寝ている時に少しずつ自分の時間が持てるようになってきました。

 

 

しかも息子、おっぱい飲んで満足したらさっさと大の字になって寝てしまう・・・

なに?げんこつ山出身?

 

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今までは私の腕枕じゃないと寝なかったのににっこり

まじで毎晩マダム百合子の気持ちです・・・

 

ルナティック雑技団/岡田あーみん先生 より

 

 

 

それはさておき

 

 

コロナで日本中が隔離だのなんだのになったのが2020年の春くらいかと思うんですが、

私実はその頃からなんというか・・・燃え尽き症候群みたいになっていました。

 

 

遡れば20代の頃からやりたいことをとことんやってつっ走ってきて、

30代はフランスで始まり、帰国後四柱推命に出会い、

ありがたいことに四柱推命のお弟子さんやカウンセリングに来てくださるお客様もたくさんいて、

本当に走り続けて、あれよあれよと過ぎていきました。

 

 

そして40歳を目前にして、

叶えたいこと、やりたいこと、なくなっちゃったな・・・魂が抜ける

ってなってしまった。

 

 

まあ今思えば四柱推命的にそういう年だったのですが魂が抜ける

 

 

燃え尽き症候群?に陥ってからしばらくして、

世の中はコロナコロナであっという間に気軽に人に会えない雰囲気になり、

いろんなことがオンラインになっていきました。

 

 

しかもその夏、三浦春馬さんが亡くなり・・・

個人的にとても好きだったので、すごいショックでした。

あれだけイケメンで成功している人でも死にたくなる世界ってどんなやねん

って思いました。

 

 

遡ったら当時も同じこと書いてた・・・

 

 

 

 

隔離で猫としか会わない日々・・・(それはそれで幸せですけれども

人に会う仕事をしないなら東京にいなくてもいいなあ、と思いはじめました。

 

 

そんなこんなで、強いて言えばずっと夢だったけど諦めてた地方移住したいかも…と、

マンションの更新に合わせてコロナ禍に熱海に移住したんですよね

 

 

熱海市街地からは少し離れた、眺めのいい、猫OKの、

当時の理想にほぼピッタリの場所が見つかり、すぐ決めました。

 

 

そこで、ひっそりと地元のカフェとか旅館で働きながら、

地域に根ざしてひっそりと生きていくのもいいなあ…なんて考えていたにっこり

 

 

日当たりがよく、海が見える熱海のはしっこで、

猫との生活はとってもとっても平和だった。

福美(猫)を日向ぼっこしながら抱っこなでなでする毎日・・・

 

 

正直、福美がいるから生きてるな

って感じでした。

 

 

死にたいとかは全くないけど、

もういつ人生が終わっても後悔ないな、みたいな。

 

 

私は昔から、生産性のない(と思っていること)

をするのが苦手だったので、

この機会に色々やってみていました。

まあでも場所が場所なので散歩くらいしかやることがないし、

散歩すると福美に会いたくてさっさと帰る、の繰り返し。

 

 

食べたいものはあれどレストランは周りにないので家で作ったり

興味があったろうそくを作ってみたり、

映画やアニメは、いつの日からか全く楽しいと思えなくなって

ひたすらYouTube流していたり。

 

 

そんなある日、私は大好きなカレー澤薫先生のひとりでしにたい、

を読んでしまった。

 

 

 

 

 

苦手な人はやめた方がいいですが、

冒頭で主人公のおばさんが孤独死して風呂場で液体で発見されます。

 

 

私も今死んだらこの状態…?

っていうのは全然いいんだけど、

え、福美は…?ってなって。

いま私が事切れたら、福美は私を食べるしかなくない?よだれ

でもこの子、元保護猫のくせにキャットフードしか食べないじゃん

 

かわいい

 

 

って思ったら、あれ、どうしよう!?

って焦りました。

 

 

うーん

そうだ、旅館で働こう。

そう思ったのです。

 

 

続く