―27―
「朽ちても尚」
老耄桜は 春に朽ちた枝に 花を灯すことを
朽ちても尚 健気に生きる生命力
どんなに体が 朽ちても
心は 朽ちては駄目
絶望的な現実でも 現実逃避は駄目
前に歩き出そうと思うなら現実を見据えよう
それは本当に辛いけれど
辛い時は 頑張り過ぎないで
素直に「辛い」と言えばいい 楽になるから
不随して行く中で 知り得るものがある
命の尊さ 自然の大切さ 生きている幸せを
心が命ずるまま 素直になればいいさ
焦らず 立ち止まらず
太陽の如く 輝く人生であって欲しい
日々に悔いを残さず過ごして
それは私への 戒めでもあるのです
―29―
「笑顔のpromise」
打ち付ける 陽差しの中に
風と戯れる 向日葵は
いずれは朽ち果てるけれど
今を咲き誇っている
人生なんて
真夏に降る雪のように儚いもの
塞ぎ込んでばかりじゃなにも掴めない
小さな事が明日を変える鍵
悲しみや辛い時に流す涙は
きっと心を癒すだろう
楽しい時は笑え
きっと心に余裕が生まれるはず
滅入り込まないで 渋い顔はいやだよ
笑顔が似合うから約束だよ
笑顔の約束を
―22―
「気の向くまま」
今日はいい天気
気分も軽やか
弁当を持って
さあ 出掛けよう
気侭に歩こうよ
思いの向くままに
足取りは軽く
さあ 出掛けよう
自然に抱かれて
心が癒され
爽やか気分
さあ 出掛けよう
鳥は チュンチュンと
日ざしは ポカポカと
風は ソヨソヨと 吹く
―31―
「さよならの約束」
出会いの数だけ 別れがある
人は 大きく成るのさ
思い出は セピア色に褪せるけど
苦難の日々も いつか癒されて話せるさ
夢を手に出来るならば
回り道でも良いから 前に進もう
歩き出せば 夢の欠片を探せるから
さよならは 夢を叶えるための約束
夢を叶えた時に再び逢う日のために
今は苦しくても夢を手にするために
君にエールを贈ります
ファイト! ファイト! ファイト!
―26―
「明日へ吹く風」
明日へ吹く風に乗ろう 両手広げて
みんなとだったら 乗り越えられるはず
さあ! 広げよう 未来の地図を
小さな呟きが 明日を変える力
だからもっと 自信を持って
諦める前に 挑んで見よう
駄目だとしても 心が澄み切るはずだから
明日へ吹く風に乗ろう 両手広げて
煌く海原に 今日も陽は落ちて
明日の朝には 陽はまた昇る
今日と言う日は 一期一会さ
体に聞いて 力を尽くし羽ばたこう