2週間きりました! | いずみひな自叙伝

いずみひな自叙伝

映画、演劇舞台、落語、パフォーマンス、ホンマルラジオ東京Happyステーション代表、山形親善大使、尾瀬の郷親善大使、一級船舶。将来、五島列島にFapqy劇場をつくる!
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このお芝居を通じて
ひとつ、大きな発見がありました。

25年前、ある方に
「私がお祓いをしたら幸せになれる」
と言われ
幸せを図解してくれたことがありました。
世の中には、幸せな人と不幸な人がいて、
貴方は不幸なタイプだから
お祓いが必要ですと。

それから私は1人芝居
「クリスマスツリー少年」という舞台で
自分の想いをセリフにして叫んだ。

「世の中に不幸な人なんて誰もいない。
不幸と思うのは幸せに気づけないだけなんだ。」
そう訴えてきた。

勝手に不幸と決めつけられること
に私は対抗していた。

けれど、このおたふくという芝居の中でも
幸せとか不幸の考え方が登場します。

私は不幸せとか
幸せになりたいとか

今までの私なら抵抗して
しまうような言葉です。

でも、役を通じて
抵抗ある言葉を
吐き出しているうちに
あ、そうか。

幸せに気づく気づかないは
個人的な問題で、
おたふくという役は、
「幸せになれますように」
と願う言葉の中身は、
自分だけの幸せではなく、
みんなで幸せを共有したい。
という想いが
幸せになりますように
幸せになりたい
という言葉になってるんだ。

と気づいた時、
あぁ、自分は幸せだなぁと
感じるのもいいけど
幸せになりたい。という
みーーんなで幸せだねー
と感じあえることを願う
「幸せになりたい」
という言葉の素敵さも感じました。

だから、25年前に遡れば
私は、自分のことしか考えて
来なかったのかもしれない。

みんなで幸せを感じる。

口ではいってても
もっと本当にそういう生き方を
していけるようになりたいなぁと
役に教えられてます。