大阪工業大学の弁理士受験会に講師として参加させていただいてから、もう3年目になります。

 

今年もなんとか合格者を出すことができました。

 

私が担当しているのは、二次試験にあたる論文試験の対策です。

 

そもそも、学生さんは暗記は得意なので一次試験は突破できる(若いし)、でも文章を書くことに慣れていないので二次から先に進めない・・・ということで始まった講座でした。

 

1年目は、「弁理士受験会アドバンスコース」と題して、いきなり過去問を問答無用に解かせるところからスタートしました。←厳しいと評判のBossもびっくりしてた

 

アドバンスコースは、基本的にビシバシ系?で、必要な知識等は身につけてもらった上での答案作成講座となっています。

2年目以降は、「弁理士受験会ミドルコース」という基礎コースも開設することになりました。こちらは、重要トピックに限定して、文章の書き方をしっかりと身につけてもらう講座になっています。

 

アドバンスコースとの違いは、文章を書く練習をしつつ、「どのような知識があれば答案を書くことができるのか」を自身で発見してもらうという点にあります。

 

例えば、解答に必要な資料はあらかじめ渡しておき、その資料と条文集を使いながら、どの情報を使い、どのように文章を展開すればわかりやすい文章を書くことができるかを考えてもらいます。

 

その後、使用した情報を自宅学習で暗記してもらう、という流れで進んでいきます。

 

 

 

 

年明けからは本格的に受験勉強一色となります。

 

お正月といっても、あまりゆっくりはできないんだろうなぁ。