更新ついでに今朝の釣り… | 静岡SaltWaterFishing

静岡SaltWaterFishing

地元の静岡で、シーバス、ヒラスズキ、ヒラメ、青物、アオリイカ、をその時の流行りなんかに流される事無く、自分なりの考え方や攻め方で楽しく狙っています。

今朝も海へ行って来ました。


海に着いてみると波がちょっとあったのでターゲットは勿論ヒラスズキとなり…


海を見て、波の入り方と出方、を観察…


昨日の限定記事にあるようなイメージでピンポイントを絞り…


3投程で…

60cmちょいくらいのおデブちゃん。

今回は海次第で青物やフラット、特に太刀魚をやろうとしていたのでロッドは一応最近使うロッドの中では一番ライトなロッドにしていました。ですから、このおデブちゃんとのやり取りはちょっとだけ楽しめました。

とは言うものの、このロッドも鰤クラスなら簡単に寄せるくらいのパワーはあるんですけどね…

昨日の限定記事の感じでやり、それがあっていればヒラスズキなら数投で結果は出せます。ですから、狙う釣りをするのであれば同じ場所でいつまでもやるのではなく、それに似合った場所を探しながらちょこちょこ動くようにすれば、年間を通してもオフシーズンなんかは無く、安定して釣れてくれますね。



●ロッド●

tail walk
HI-TIDE TZ 110XH

●リール●
DAIWA
CERTATE LT5000D-XH

●ライン●
Y.G.K
X BRAID UPGRADE X8 #2

●リーダー●
Y.G.K
GALIS FC ABSORBER Slim & Strong 10号

●ルアー●
ima
sasuke120裂波





今回の釣りの話は、↓のついでに載せた程度の事なのでこれで終了…

で、今回一緒に釣行した方に、帰り際にいくつかの質問を2時間程受けたんですが、その中で他の方々にもよく聞かれる事があったので載せておきます。

●よくPEやリーダーは細い方が見切られないで釣れると言われていますが、それって本当なんですか?

これについては以前もこれらしい事は載せていたとは思いますが、自分も昔はPEの0.8号や1号を使い、リーダーは3号や4号を使いシーバスやヒラメ、青物をレバーブレーキのリールを使いいなしてやり取りしていた時期もありました。ですが今はPEは2号が基準で細くても1.5号で、リーダーは基本10号で細くて7号迄が当たり前となっています。今と昔では太さは倍の違いがありますが実際問題、釣果の差は全くかわっていないのが事実。逆にキャッチ率を考えたら太くした現在の方が格段に多いですね。

細いラインは、根掛した際の回収の事やラインブレイク全般のリスクを考えたら魚に対してや環境に対しての問題がある訳だし、強引なやり取りも不可能なので最近の釣り場の混雑具合を考えたら周りの迷惑にしかならない為マイナス面の方が格段に多いですね。

ハッキリ言ってしまえば…

ゴミ問題は口だけなのか?

自分が楽しければ他のリスクはどうでもよいのか?

はたまた…

極力根掛のゴミを無くす努力はしたいから太くするのか?

混雑している中で周りに迷惑をかけたくないから魚を制御出来る物を使うのか?

こうした事は、釣れる釣れない以前の問題で…

何を優先して釣りを楽しんでいくのか?

ではないんでしょうか?

こうした事が、釣りと向き合う人としての考え方の差ではないんじゃないですかね?

ちなみに、細い方が釣れる釣りもあるのは事実で、例えば餌釣りです。これは餌を垂らして釣る訳ですから常にラインが海中にある状態となるのでラインのプレッシャーはあると思います。ルアーフィシングは基本的にラインを巻き取る訳ですから常に海中にラインのプレッシャーが残る訳ではないですからね。ですが細い太いで差が出るルアーフィシングも勿論あります。それは餌木やライト系魚種の釣りや渓流の釣りですね。餌木や鯵等のライト系魚種で使う物はフォール姿勢がめちゃくちゃ大切なんでラインが太いとラインが受ける水の抵抗によりこの姿勢にもろに影響が出てしまうので、抵抗の影響が少なくなる細いラインでなくては駄目ですね。渓流も繊細なミノーを流れの中トゥイッチ等でアクションをパンパンと入れていきますのでラインが太ければ流れにラインが持っていかれてしまいアクションに影響が出てしまうので細いラインとなります。後ルアーで言えばバイブレーションは細いラインの方がアクションをしっかり出せますね。

結果的には、シーバスやヒラスズキ、ヒラメや青物のようにサーフでやるようなルアーフィシングに関して言ったら、自分の経験上太くても細くても釣果はたいしてかわりません!

自分が普段やっている魚種(ヒラスズキ、シーバス、ヒラメ、青物)で言えば、釣り方の違いでラインの太さでの多少の影響の違いはあるかとは思いますが、基本的に…

ラインで見切られた…

これはルアーフィシングにおいて言えば、潮が悪い…と同じで、ルアーフィシングあるあるで、釣れない時の言い訳としか感じません。

わかりやすく言ってしまえば…

やっている釣り自体が、本物の餌を使う釣りではなく、疑似餌を使うルアーフィシングをやっているって訳なんです。本物の餌に対してのラインの存在と、疑似餌に対してのラインの存在の違いなんです。ルアーフィシングは疑似餌に反応する個体を釣る訳ですからラインがあっても反応出来る個体を釣る訳なんです。ラインの存在で反応しない個体は餌でしか反応しない個体であり、疑似餌には反応しない個体ってだけなんじゃないですかね…

いつも言っていますが、考える釣りも本当に楽しい釣りであり自分もかなり好きではありますが、とにかく釣りたいなら単純に考えなくては駄目。自らでどんどん難しくして考えているから思うように釣れないだけであって、単純に考えれば単純な答えがあるんです。難しく突っ込んで考えるのは安定して釣る事に飽きてからで良いんではないでしょうか?と思いますね。





また、他にも多く聞かれる事がいくつかあるのでまた暇な時にでも、今迄35年以上もの間、様々な場所で様々な魚種をやってきたルアーフィシングの経験の中で、自分が、やって来た事や考え方、感じた事、実際に体感した事、を踏まえて載せておきます。