ある昼下がり… | どんどんどんのぴー

ある昼下がり…

「あなたに恨みはないけどね…」


相手の首に、手を伸ばす。

やつは、黙ったままだ。

私は、無表情のまま、その白い首を グッとつかんだ。


「ザクッ!!」


鈍い音だった。

私は 降り下ろした刃物を 握りしめたまま、その真ッ二つになって転がっている、物体を見下ろした。














以上、葉付き大根の運命でした。