自作解説、二本書いてみて、「こんなのを11本も書くのは大変だ!」と思ったので、今回からは手短かにいきます。
にしても…特集はじまるまでに⑪までいけるのでしょうか?
最後の方は1行で終わりとかになるかもしれません。


自作解説その③


「新・高校教師 桃色の放課後」

(2005 ENGEL シナリオタイトル『ぼくの好きな先生』)


城定秀夫のブログ

当時のENGELさんの人気シリーズ(という噂)「新・高校教師」の一作です。
何が『新』なのかはナゾです。




城定秀夫のブログ

真田広之とかは出ていないので間違えて見にこないで下さい。


城定秀夫のブログ


唐沢寿明も出ていないので間違えて見に来ないで下さい。



僕はこれ以前に「新・高校教師 ひと夏の思い出」というのも監督してるのですが、それに比べるとこの作品は半分くらいの予算です。

TBS版と比べると多分100分の1ぐらいの予算です。
当然2日撮りなわけです。まあ、喫茶店などの主演が絡まないシーンは別で撮ったので正確には2.5日撮りですね。


この脚本、僕は割と気にいっているのですが、「ふざけすぎててシリーズのカラーに合わない」という理由で没になりかけ、久保さんと二人でメーカーの人とケンケンガクガクの協議をし、強引に通した思い出があります。


あの頃は僕も熱かったなあ…
城定秀夫のブログ

因みにこれを最後にシリーズは止まってしまったんですけど…僕のせいなのか?


城定秀夫のブログ

まあ、そんなことどうでもいっか…



この作品はとにかく主演の南波杏ちゃんがカワイイです。もう、本当にカワイイです。それだけで見る価値があります。
おまけに劇中の杏ちゃんはメガネをかけています。


告白すると僕はメガネ女子フェチです。


城定秀夫のブログ

あんまりカワイクない子でもメガネをかけていればカワイク思ってしまいます。


城定秀夫のブログ

(一部例外を除く)。

だから、目の悪い女の子はメガネをかけて下さい。

コンタクトレンズは悪魔の発明です!


そして、ただでさえカワイイ杏ちゃんがメガネをかけたらどうなるか…見てのお楽しみです。


内容は高校映研のお話です。
彼らがなぜ今時8mmカメラで撮影しているのかは…まあ、いいじゃないですか。僕の自主映画時代は8mmだったんですよ。
「PFFに入選すればお金がいっぱいもらえてプロの映画監督になれるんだ!」という劇中のセリフには学生の頃PFFに相手にもされなかった僕の忸怩たる思いがつまっています。


登場人物は全員おバカですが、僕はおバカさんが一生懸命頑張るお話が大好きです。


城定秀夫のブログ
↑マイフェイバリット小説。号泣します。


撮影は大変でしたけど、楽しかったです。


最終日(二日目)、の深夜はレオーネの事務所で杏ちゃんがダメ彼氏を百万円貯まる貯金箱缶で殴りまくるシーンなどを撮りました。


城定秀夫のブログ

ちなみに制作費はコレ2缶ぶん


…まあ、そんなギャアギャアやかましい撮影が朝まで続いたわけですが、それが原因で事務所移転を余儀なくされた事をいまだに根に持っている久保社長はケツの穴の小さい男ですね。


城定秀夫のブログ

だって、しょうがないじゃん…



モチロン前回登場のアヒル(成鳥)も大活躍します!


好きな作品の一本です。
難しい事は何も考えず(難しい事は何も起きないので考えられませんが)楽しんで見て頂けたら幸いです!