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☆☆☆あたりまえ☆☆☆
今日は伯父の１周忌の法要でした。
お寺さんが法話で「あたり前を喜ぶ」
という詩を紹介して下さいました。
悪性腫瘍のため右足を切断し、３２歳の若さで亡くなった
医師、井村和清さんの詩です。
「あたりまえ」
あたりまえ
こんなすばらしいことを、みんなはなぜよろこばないのでしょう
あたりまえであることを
お父さんがいる
お母さんがいる
手が二本あって、足が二本ある
行きたいところへ自分で歩いてゆける
手をのばせばなんでもとれる
音が聞こえて声がでる
こんなしあわせはあるでしょうか
しかし、だれもそれをよろこばない
あたりまえだ、と笑ってすます
食事がたべられる
夜になるとちゃんと眠れ、そして又朝が来る
空気をむねいっぱいにすえる
笑える、泣ける、叫ぶこともできる
走りまわれる
みんなあたりまえのこと
こんなすばらしいことを、みんなは決してよろこばない
そのありがたさを知っているのはそれを失くした人たちだけ
なぜでしょう
あたりまえ
・・・・あたりまえと思って喜んでないこと
たくさんあるなぁと改めて思います。
家族がいて
自分の体が健康で
なんでも出来る。
朝がきて目が覚める。
家族を送だし、私も出かける。
そして夕方には
家族が再会する。
そして夜眠りにつく。
これってホントはスゴイこと
なんだなぁ。
地震、津波、事故
帰ってくると思っていた人が
帰ってこないこともある。
前の日に話をした友人が
次の朝目を覚まさなかったことも
あった。
たくさん恵まれたものを
持っていながらそれを
喜ぶことなく
持ってないものを欲しがって
思い悩む。
人は自分を成長させ、さらなる高みを求めて
チャレンジしていくべきだと思う。
でも、まず自分の足元にある
あたりまえの幸せを喜び
感謝することを忘れては、
どんなに立派な成果をあげたとしても
砂上の楼閣になってしまう。
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