一昨年の北アルプス横尾本谷の夏。まだ、何箇所か不安定な雪渓が残っていて結構危険でした。


上の写真は雪渓の下から写していますが、最初はこの上を歩いてしまっていました。日光が透ける程度の薄さですから、底割れして落ちるところでした。これは途中で雪渓の下に何も無いことに気付いたので危険を回避出来ましたが、ヒヤリとしました。


このときは単独行でしたから、こんなところで捻挫や骨折をしてしまうと面倒臭いことになります。最悪の場合、人が通過してくれるのを何日間も待つことになります。


とは言っても、せいぜい1週間~10日が限度でしょう。あとは1日に数十mずつ這って一般登山道の通っているところまで行かなくてはならなくなります。