今日は名古屋の繁華街にあるロボット未来デパートメント というところに行きました。

ここには科学的な好奇心を刺激するような玩具がたくさん置いてあって、子供の玩具を物色するには最適な場所です。



今日、一番の注目は、これです。



40秒間の充電で、30秒間飛ばすことの出来る室内専用のラジコン飛行機です。




充電した電力で、主翼中央にある下の写真の極小モーターを動かしプロペラを回して飛びます。






取り回し(操縦)は尾翼下に取り付けられた下の写真の「舵」を手元の無線機(プロポ)で動かして行います。





値段は2千6百円とおそらく世界一の安さだと思いますが、私はこれを買いませんでした。


その理由は、子供の創造性というか創意工夫する力を養うための玩具ではないと判断したからです。


このラジコンはとても華奢にできていて、ちょっとしたことで機体が壊れることは目に見えていました。壊れてしまうのは全く構わないのですが、壊れたら子供でも修理できるような物でないと玩具とは言えないのではないかと思います。


この製品はモーターやプロペラはわりと頑丈に出来ていましたが、機体は軽くて薄い発砲スチロールで出来ていて大人でもその扱いには神経質にならざるを得ないものでした。


そして、致命的なことに、機体の一部が壊れれば修理は不可能でもう永久に飛ばすことができなくなるのです。要するに、ゴミと化すのです。


わたしは、「このモーターを自分で折った紙飛行機に取り付けてラジコン飛行機として飛ばせるように改良できたら絶対に買いますよ」と店員に言っておきました。


「自分で折った紙飛行機がラジコンになる」 ここまであと半年から1年はかかると思いますが、このあともうひと工夫で、教育熱心な親御さんたちの間で人気が出てもおかしくない商品になると思います。


がんばれTOMY!!