冬の山の植物の色は冴えない。青々として元気なものはユキノシタかヤドリギぐらいです。しかし、キノコに目を向けると冬でも異彩を放つものがいくらかあります。上の写真のキノコは、実際にはボウッと青味がかっていて神秘的でしたが、写真には全く撮れていません。


キノコは人に気持ち悪がられることが多くて、あまり下手な写真だとその気持ち悪さが増強されて真意と正反対の誤ったメッセージを発してしまいます。


上の写真などまさにその好例でありまして、「皮膚病に冒された樹皮」という題目がつけられそうです。