前回確定拠出年金でスイッチングを使って
実質的に「利確売り」や「買い」をする方法について書きました。
確定拠出年金でうまく回転をさせようとするときに難しいのは
注文してから執行されるまでのタイムラグです。

ただでさえ「頭としっぽはくれてやれ」という相場格言があるように
相場の天底をあてることは困難なのに
4日も先まで読むとなれば相当難易度は高いです。
可能なのは高値圏で売り、安値圏で買うという程度でしょう。

それでも、勝率を上げる方法はあります。

私が使っている会社の仕組みでは
午前10時までにスイッチングの注文を出せば
その日のうちに売りが執行されます。

 

なので、高値圏で売りたいときは
前日のNYダウ、日経平均先物、ドル円等を確認してから朝発注
または夜発注しておいて
夜のNYダウや日経先物が荒れたときはキャンセルします。
「売る」時はタイムラグが小さいのでこれでほぼうまくいきます。

難しいのは「買う」時です。
安値圏で買い戻したいときは、
買いが執行される日が重要イベント(米国雇用統計やFOMC)
を控えた日や三連休の前日等
様子見の利益確定売りが出やすい日になる日に注文
します。
これだけでも少し勝率が上がると思います。

それでも、大切な年金(退職金)ですので
一発勝負ではなく、何回かに分けて売り、買いをした方が安全です。
私はだいたい運用額の1/3か1/4ずつスイッチングをしています。

他のコツや2014年の成績についてもだんだんと書いていきます。

(※投資は自己判断でお願いします。)


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