新6年のこの時期は、先輩方の受験が終わっていよいよ矢面に立たされたような感覚になり、また過去問、志望校別特訓、入試スケジュールのことなど分からないことだらけで全伴走期間の中で一番不安な時期でした。



日能研の新6年は前期日特が始まったタイミングですね。我が家では中間目標においたマスター選抜日特に入ることができた嬉しさから、長男ニコは行かないという選択肢は考えませんでした。


超優秀な子をたくさん見て刺激になったようですし(迎えに行くといつも興奮気味に色々な話を聞かせてくれました)、この時期に難関校の過去問に触れておくことは夏以降に過去問を解いていくにあたっての準備になりました。



塾友たちと一緒に電車に乗ってわいわい遠くの校舎に行くことには、遠足みたいな楽しさもあったようです。6年後期になると模試や特訓講座で遠くに行く機会も増えるので、それに向けての慣れにもなったとも思います。


とはいえ、この時期は6年前半の単元学習をきっちり回すことが一番大事です。既習単元の習熟度や体力、地理的な要因などのご家庭ごとの要因をふまえて前期日特に行かないという選択も普通にありだと思います。GWや土曜の夜(Zoom)など、オプション講座の案内もどんどんきましたが、うちはオプション類は可能な限りカットしました。



実際には夏休みもそれ以降も最後まで弱点をつぶすチャンスはありますが、とにかくいかに6年前半で大きな穴を残さないかです。特に単元でなく科目として大きな苦手がある場合――それが算国のどちらかならなおさら――早めに手を打ちはじめることをおすすめします。


我が家の6年前期は、忙しい単元学習を何とか回しつつ、少しでも余力があれば国語の強化に力を入れました。詳細はまたの機会にしますが、色々やった中で一番効果が高かったのは若杉先生の徹底攻略シリーズだったと思います。