にしむら先生のYoutubeで表題の動画↓がアップされました。
 

 

この2つのテストは、かなり特徴が違います。にしむら先生曰く、全統小(四谷大塚)は「中学受験における学力診断テスト」、全国テスト(日能研)は「中学受験に必要な考えを学ばせるテスト」とのこと。
 
全国テスト(日能研)の特徴として、問題を解くための考え方がテストに書かれていることや、科目の域を超えた問題が出ること、『あなたの考え』を書かせる問題が出ること、などが挙げられています。

近年の中学入試問題は大学入学共通テストの影響でこの方向に寄ってきていますので、実はこれはこれで中学受験に必要なある側面の素養を低学年時点で測っているようにも個人的には思っています。
 
なお、日能研が3年生までの全国テストで偏差値を出さないのは日能研なりの優しさでしょう(でも本当は校舎では偏差値も出ていて、聞けば教えてもらえると思います)。○(正答)と×(誤答)以外にすごいマル「○☆(ハナマル)」やすごいバツ「×☆(ハナバツ)」がある点などは、本当に日能研らしい仕組みですニコニコ
 

 

 

 

この2つのテストで点数を取るのに必要な力はだいぶ異なっており、特に全国テストは記述の配点が高いので、自分で文章を書けないと点数が全く伸びません。長男ニコは当初、全統小と比べて全国テストでは全然点が取れなくて苦労しました(→作文特訓で克服!)。次男キラキラは過去問を少しやってみた感じでは、今のところむしろ最初から全国テストの方が得意そうです。

 
全統小はなまじ受験者数がSNS上でも多く、しかも成績が偏差値で出てしまうため、親がモヤる(&「偏差値教」に入信する)原因になりやすいです。しかし入塾前のこの時期は、何よりも楽しく学べることが一番大事だと伴走二周目なので確信しています。とにかく本人が嫌になってしまったらそこで終了ですから。テストも楽しく受けたいものです(自戒もこめて)。

 

P.S. 日能研関西のにしむら先生の講演で、にしむら先生のお子さんは◯塾に通っていると言っていたとか!?実際に聞かれた方がいたら、コメントかメッセージでこっそり教えて下さいお願い