「練習してきてほしい」

「ちゃんとテキストを開いて弾いてきてほしい」

「伝えたいことがどのくらい伝わっているのかわからない」


最初は、生徒も先生も新鮮な間柄でいい意味での
緊張感もあり、こちらが伝えたいことは、しっかり聞いて
やってきてくれるけどだんだん慣れてくると、
思わず甘えておさぼりしちゃうこともしばしば。。

さらに、どうすればいいのかは自分でわかっているのに
それを後回しにしているんだろうなぁというのも
伝わってきたりします。

どうしたって最初の緊張感は時とともに薄れていきますよね。

もちろん、軸がはっきりしている生徒さんは時間の経過は
ほとんど関係なくブレずにやってきます。

ですが、そうじゃない生徒さんには、

「わかってもらうような話し方」

が大事だなぁと思うわけです。


例えば、

「もっと練習してきなさい」
「練習しなさい」

ってだけ言うのは簡単。
言われる側にとってはすごい乱暴っていうか、そりゃそーなのは
わかってるけど、、、でもできないんだよなーっていう
背景を探るのを放棄してる言い方だなって私は思います。

まぁ、時には思わず言っちゃいますけどね(笑
でも、ちゃんと理由を話した上で、生徒が本気で納得してる
っていうのをこちらで確認できないうちは言わないように
しています。

メルマガにも書きましたが、あることを伝えたいときは
理解してもらう努力をする。
どんな風に言えば、これが大事なんだということを
わかってもらえるかな、とか
こう言われたら自分も嫌だな、とかすごく考えます。
課題の与え方も考えたりします。

だからすごく難しい。

相手のことを最大限に考えるということは、私自身はかなり
自制してるのでストレスはすごくたまります。

でも、

「先生は、子供がぶつかるであろうハードルをなるべく
低くしようとされてくれてるんですね。だから長く通われている
生徒さんが多いんですね」

って生徒さんのお母さんに言われた時は、なんか目からうろこ
っていうか、そのお母さんのおっしゃるとおりかもと思いました。

成長や上達とともに必ずぶつかる壁。
それは自分の成長にとって必要な経験ですが、
時と場合によって、その壁は今感じてほしくないなっていう
時もありますよね。それを回避させてあげる手段を
考えて導くのも、生徒を指導している立場としては
必要なことだと思っています。

うーん、ちょっと固い言い方になっちゃいましたが

簡単な言葉ほど、生徒にはグサっとくるし、
簡単なことを伝えたいときほど、どんな言葉であれば
心に残るのか、いーーーっぱい考える、
またはレッスンの現場で、その瞬間に脳をめまぐるしく
働かせて(笑)、言葉を発する、こういうことは
いつも気をつけています^^




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