一生懸命頑張ったけど、できない。

頑張っているのに、できない。

おうちではうまくいったのに、うまくできなくて
くやしい。

先生に言われることが全部当てはまってて
自分が情けなくなる。

私にはこんなに難しいのを弾くのは無理だ。

その他。


今まで経験した、生徒がレッスンで流す涙の理由
です。

直接聞いたわけではありませんが、涙を流すタイミング
からいってこういう理由が多いような。。

しょっちゅう涙のレッスンをしているわけではありません(汗
あくまでも、トータルでの経験です。

年齢にもよるんですが、泣きそうになって涙をこらえている
生徒もいます。
そういうときは、気づかない振りをしてあげます。
こらえている子はふだんもあんまり泣かない子で、
本来は自制心がある子なので、そのプライドを守ってあげたい
のです。

そこでやさしい言葉をかけてあげると、涙腺が崩壊して
しまう可能性もあります。

ガマンすることも人生では大事ですから、せっかく
こらえているんだからこらえきってもらうように
私も心の中では祈っています。

場合によっては、涙を流させてあげたほうが
それまでたまっていた思いを吐き出すきっかけと
なっていいときもあります。
吐き出して涙をたくさん流した後はすっきりしますしね^^
こちらはあとでかなりずーんとなりますが(汗

基本的には、泣いちゃうとレッスンにはなりません。
悲しい気持ちでピアノを弾いても楽しくないし、
楽しくないのに弾かせるのはかわいそうだなと
思ってしまうんです。

だから、涙が落ち着くまでなぐさめたり、気をそらして
あげたりとにかく涙が止まるまで待ちます。

それは、泣いたらピアノは弾いちゃダメという
私の厳しい信念の裏返しでもあるんです。

泣きながら弾くことも大事な経験だけど、
私も弾けなくて悔しくて弾いてて涙が出てくるとき
もありますが、
そういうときって、気持ちは熱くなっているけど
練習の成果は上がってないと思うからこそなので、
なるべく平常心でレッスンを受けてもらうように
心がけます。

そうやって、生徒の心も自分の心もいい状態に
コントロールするためには、
生徒が思わず涙を流しても、おろおろしないこと。

暖かい愛情と包容力で生徒を見守りましょう。

そして、自分で涙をコントロールしてまた鍵盤に
手を乗せることができたらうんとほめてあげて
ください。





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