ここ数年、すごく考えるのです。

いったいピアノ教室を運営するってどういうこと
なのだろう?と。

生徒達をどうしてあげることが一番生徒達が
幸せなことだろうか?

とか。

私なんかよりも、ずっと長年講師として教え続けて
いらっしゃる先生もたくさんいらっしゃるはずで、
そのパワーはどこからきて、どう維持してこられたのか
と思うと、時にはいろいろ考えたり、悩んだりした
時期があったのではないかと思うのです。

音楽教室って、旅をしているのと似ているような
気がします。

「教える」ということは同じなんだけど、同じ道は決して
なくて、その道しるべが間違っているかも?
変えた方がいいのかも?

と葛藤しながら進んでいくもののような。

私は自分の力がないばっかりに葛藤が多いです(笑
壁にぶつかっては葛藤。方向を変えてはまた新たな
葛藤。

思えば、

昔はもっと生徒に厳しく教えていたな、とか

昔教えてた子達の方がうまかった気がする、とか

若かりし日は、けっこうレッスンに穴をあけてたな、とか(汗

指導法に絶対はないな、とか

待ち、って大事だよな、とか

練習の習慣付けは徹底させないとダメだな、とか

大人になった子たちには、何か目標を見つけて
あげたいな、とか

これはよくないかも、と思えば今でもいろいろ考えます。
全力で頑張ってもこういった葛藤はなくなりません。

なぜなら、生徒は誰1人として同じ子はいないから。


誤解を恐れず言うならば、いつでも全力疾走で
走ると、絶対に途中で心が折れます。
一生懸命にやるからこそ、
心に傷負うことも「絶対」にあります。

かわいい生徒さんに囲まれることは、楽しいこと
ばかりではありません。
辛いことも「絶対」にあります。

「ほどほど」を覚えて、なるべく心をニュートラル
に保つスキルを身につけるこ
も大事です。

音楽教室は、生徒が1人もいなくなるか、自分で教室を
閉じるかしないと終わりません。

それがどこかも今は決められません。

だからこそ、全力疾走ってすごく危険だな、と思うし
かといって、手を抜けと言いたいわけでもないです(笑

最近すごく思うのは、

「コンスタントに全力を出せるペース」

をみつけようと思うようになりました。

要は、「出すべき時に必要なことを出せる能力」が
ほしい。と。

昔はこうだったのに、今はすっかり、、、というのは
教室として先細りです。

やたらめったら情報を仕入れて、フルパワーで生徒のため
に頑張ってます!
っていうのも、長く続かなければ意味のないこと。

私はいつもその狭間で全力で頑張っているつもりです(笑

例えば、ブログを見てもおわかりのとおり、更新が滞っている
ときは、どこかに全力を注いでいて、
余裕ができれば、こちらに全力を注ぐ、みたいな。

同時にやれないときあるけど、でもやめることは
しない。こういうやり方なら続けられるからです。

大枠でみれば、コンスタントにやってるよね、って自分で
思うわけです(笑

自分の教室でも同様で、全力でやらなくても生徒にまかせて
大丈夫なんだっていうこともあるいうことも
経験で覚えたことでもあるし
ここは、ちょっと本腰入れて変えるべき部分だなと思えば
今でも生徒が夢にまで出てくるまで悩んで、教え方を
考えたりします。
それをフィードバッックさせて、またカリキュラム
規約に
生かしたり。

何でも新しい情報を入れればいいというものでもなく、
自分の経験も一つの大事な情報です。
新しいことをやるのは、まずその自分の経験で得た情報を
よく練ってから。
今、自分に何が必要で、が必要でないかを
見極められるようにする。

そうしていくと、全力を出すことがコンスタントに続くんじゃ
ないかなと思います。

なにせ長い長い旅を続けて行くわけなので、しっかりとした
足取りで生徒を導いていかないといけないですもんね。
そのためにも先生が自分の心を守ることもとっても大事
です。


もう講師歴20年も目の前のmarbleのひとり言でした^^


これから、音楽教室を始めるみなさんは、
とにかく始めてしまえば

「この先はうんと長い」

ということをよく肝に命じてくださいね^^




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