おはようございます!

 

marbleです。

 

 

これまでも、レッスン規約については時々書いてきましたし、

実際、私のホームページやこちらのブログでの検索も多いのです。

 

 

過去記事→「レッスン規約の効果

 

サイト記事→「レッスン規約を作りましょう

 

 

ピアノ教室を始めた頃は、規約なんてものは作っていませんでした。

というか、レッスン規約という発想自体がなかったんです。

 

それが、ピアノ教室を運営していくうちに、いろんな問題が起こってきました。

 

例えば、補充レッスンの有無、

休まないけど同日内の時間変更が可能かどうか、

お月謝の納入日を忘れ去られている問題とか、

 

 

正直、私のこれまでのピアノ人生において常識だと思っていたことが

あれ、常識じゃなくなってるの?という現実に多々ぶつかりました。

 

いつしか、これじゃ体も心ももたない。レッスンだけの人生で、私が音楽を楽しむ

時間、深める時間、音楽以外で人生を謳歌する時間すらなくなるんでは

ないか、という危機感を覚えたんです。

 

あんなに楽しかった教えることが、もう負担でしかない、レッスンに

行きたくないとまで感じることもありました。

 

だから、80人とかいる先生は、どうやってレッスンしてんの?!って

今でも思いますね(笑

 

私にはできません。というか、私はそこまでできない器だと思い知りました。

 

そこで、

 

うちの教室に来てもらうためのルールが必要だ。

ご入会は嬉しいけれど、まずレッスン規約を作ってこちらの教室の方針を提示

して、納得してもらった方だけご入会していただこう。

 

これまで習ってくださっている生徒さんにもお渡しして、あれー先生なんか

変わっちゃったな、と思われたとしても、生徒全員に心健やかな充実した

レッスンをご提供するには、なんといったって私自身の心にエネルギーが

充満していないといけません。

だから、新しく規約を作った時にレッスン回数も改めてお知らせしました。

 

これで退会者が出てもやむを得ないという気持ちで。

 

レッスン規約は生徒さんに質の高いレッスンをするためのだけでなく、

代わりのきかないたった一人である講師自身を守ってくれるものだ、と

考えることにしました。

 

先日書きましたように、体験レッスンで入会のお電話がこなくても特に

うろたえないのはこういう理由なのです。

 

結果、敷居が高くなったとお感じになられた方もいらっしゃいましたが、

レッスン規約をみなさんにお渡しした結果、それが原因で退会した

生徒はゼロでした。

 

それからほんとうに仕事がしやすくなりました。

 

敷居が高くなったといっても、まぁ私はぜんぜん甘いです(笑

情に弱いので、うう…と思う時も、こんな時こそレッスン規約にあるんだし!と

思い直すことができます^^;

 

同業の先生たちとの関係でも、私は甘々ですから、時に

 

「marbleちゃんは相変わらず人がいいねぇ(呆)」といまだに言われることも

しばしば(笑

 

自分ではけっこう気が強いと思っているんですけどね(笑

 

 

ですから、レッスン規約はピアノ教室を開く時点で作っておいた方が

渡しやすくてベストです!