それからしばらくして、今度は母親が白い子猫をお隣から譲り受けました。
シロと名付け、私以上に母親が愛情込めて育てましたが、ある日姿を
消しました。母親と私、毎日探し続けましたが見つかることはなくて・・・
あきらめかけてたある日、母親が仕事帰りにシロを見つけました。
「シロ!」と声をかけると近寄って来たそうです。そのシロの首には可愛い
首輪が付いていたそうです。近所にいたシロ。なんで連れて帰って
来なかったと母を責めました。「えーん首輪が付いていてもううちのネコではない・・・」と
泣く泣く諦めました。それからシロを見かけることはなかったそうです。私も見かけることはありませんでした。
落ち込んしばらくでる母と私を見て、父親がまたしても近所に子猫が産まれたと聞きつけて、引き取りに行くよう私に言いました。もちろん喜んで行きました。可愛いオスのトラ猫を譲って頂きました。当時猫の映画が上映されていて、主人の猫の名前が「チャトラン」でした。負けずと「チャトラ」と名付けましたが家族誰一人フルネームで呼ぶことはなく「チャー」になってましたガーン
間も無く、外回り仕事をしていた私の兄が断り切れずシャム猫の子猫をもらい帰って来ました。可愛いシャム猫でした。猫が二匹となり私も母親もニッコリでしたちゅーシャム猫はコロと父親から名付けられました。ワンコのような名前をつけられたコロは本当にワンコみたいなニャンコでした。人懐こく誰にでも付いて行ってしまうので、心配は尽きませんでしたが、呼べば戻って来るニャンコでした。ニッコリした生活は長くは続かず、チャーが、近所の人がネズミ駆除に置いてた毒団子を食べ看病の甲斐もなく亡くなりました。
辛い別れでした。