前回よりの続き

シャムネコのコロと寂しい生活を送っていたとき、また!びっくり断りきれない兄が女の子のトラ猫を玄関へ置いていきました。

その子はチャと呼ぶことにしました。

チャは飼い主を探すため車に乗せられ転々としたと思われ、うちに来てからも、どこかへ連れて行かれる恐怖があったと思います。

もう当時車の免許があり私が鍵を持つと、ベットの下へもぐりこみ小さくなっていました。「どこにも連れて行かないよおねがい」と声をかけると恐る恐る顔を出したこと、優しいコロがいつも寄り添っていました。

コロは眠るとき私の横で私と同じように枕で仰向けで眠ります。

オイオイお前は猫だよ!と言いたくなるような寝方。チャは猫らしく足元で丸まり眠りました。可愛く愛しくてラブ

そんなコロも年を取り、食欲も落ちて寝てばかりになったことに不安と心配でした。その時は突然やって来ました。コロが立ち上がり猫の玄関へと歩いて行くと振返り「にや~」と一言だけ残し出て行きました。戻って来ることはありませんでした。ずるいよ!自分だけ挨拶して・・・えーんだけど、大事な日を私が仕事の休みの日、家族が家に居るときを選んでくれたことコロに「ありがとう」と今も伝え続けています。

チャはわかっていたようですね。いつもは何処へ?と聞きているように「にゃー」と声をかけるのに、その時ばかりは何も言わずジッと見ていたことを覚えています。

残されたチャを母と大事に過ごし、チャも私達を癒してくれました。