バンガロール(ベンガルル)では、カンナダ語という言語が主流ですが、

多くの人が英語も話します。Rの発音がキッツイのですが、

それでも、通じます。

たとえばスーパーマーケットならスッパルマルケット。

サークルであれば、サルクルゥ。

シアターならテアタル。

始めにうちは、これが面白くて仕方がなかったのですが、

今では慣れてしまいました。

なまじ英語がちゃんとしゃべれないゆえ、きちんと英語をしゃべれる人より、

イマジネーションが働くようです。だから聞き取れちゃうんですよね。

もちろん、学のある人は綺麗な英語を話します。

 

しかしながら、ここ、デリーでは、おおよその人がヒンディー語を使います。

英語を用いた看板も、バンガロールに比べると俄然なっしんぐ。

メイドちゃんも、慣れないわかりづらい英語をしゃべろうと努力中ですが、

ヒンディー語を使いたいに違いない。

家に出入りの激しい工事請負人たちは、片言すら英語を話せないので

「これをこうして欲しい」という要求を説明するのに時間が掛かって仕方がない。

 

デリーで買い物をするときに、もしも値切りたいならば、

ヒンディー語を使わなければ、妥当な値段では買えない世界です。

そんなことを思うと、バンガロール(ベンガルル)は英語で交渉できて、

本当にラクチンな上にすぐに良心的な値段にしてくれて

人間が柔らかかった。

デリーでは、なんもかんもが割高で、ベンガルルにて商品の妥当な値段を

知ってしまった身としては、ガッカリすることがしばしばあります。


 

と、いうわけで、

ヒンディー語講座に通い始めました。

これは必要に迫られて、始めたわけです。

ヒンディー語より、英語をマスターしたいのですが、

両方をちょっとづつでもできないと、

デリーでは積極的なコミュニケーションが図りづらいのです。

 

さて、私の通う教室は「日本語センター」というところで、

なんと、ヒンディー語を日本語で教えてくれます。

そこは、基本的に日本語をインドの方々に教えてあげるところ

なのですが、ヒンディーを日本人に教えてくれるというクラスも

存在するのです。

日本語のできるインド女性が先生です。

もちろん、ヒンディー語の堪能な日本人の先生がサポートしてくれます。

1回の授業は9時半から12時半までのなんと、3時間!!!!!

それが毎週1回で、連続8週続きます。

休憩時間はチャイとスナック、ビスケット付♪

気になるお値段は 教材費込みで 6,500ルピー、およそ2万円ちょっと。

1時間単位で考えるなら、良心的価格かもしれませんね。

 

しっかしー!単科をぶっ続けで3時間授業って、

実は人生で初めてです。

2時間続けて、15分間休憩になるのですが、

ブレイク レェテェ へ (休憩にしましょう)

と、先生が言うのが嬉しくて仕方がありません。

こんなにお勉強している自分が信じられませんね。

2時間を過ぎた頃には、お酒が入っていないのに

ハイになります。あぁ、これがナチュラルハイかぁ。。。

と、実感しながら質問への解答をヘラヘラしながら答えます。

今現在で7回目を終えたわけで、回を重ねるごとに、

難度も増してきました。

うひゃー!こりゃどうなるの?

という感じなのですが、なんと、来週から3回分、お休みしてしまいます。

うっ!!!

あとちょっとなのに、全回数に出席できなくて「ありゃりゃ」ですが、

とりあえず、今日まで習ったことは覚えるようにして、

ステップアップしたいなぁと思います。

 

さて、日本語センターから家に帰るとき、

「ガル ジャイエ」 家に行ってください

と、使い、たったそれだけで嬉しい気分。

 

家に着き、自分のランチの支度をしていてふと思った。

 

メイドちゃん、お昼ご飯食べたのかな?

 

で、質問しに主な仕事場に行くと、

なんと昼寝しているーーーーー!Σ(・ω・ノ)ノ!

床に倒れこんで寝ているーーーーーーー!

ここは仕事場じゃぁ!!

寝るならば、ちょっとでも見つからんように寝んかい!

 

しかし、まあ、暑いし、疲れちゃったのかな?と、

ちょっとの休憩を許してあげました。

自分のランチを食べ終え、そろそろ起きてるかな?と

見に行ったら、

まだ寝ているーー!!ヽ((◎д◎ ))ゝ

 

ここで思いました。

たしか命令形を習ったわ!

時間の尋ね方も習ったわ!

 

「ジャーグォ!ジャーグォ!」 起きて起きて~。目覚めてちょうだい。

「アビィ キトゥネ バジエ へ?」 今 何時ですか?

 

ガバッと起きてアセリ気味に髪を整えながら

「ドー バジエ へ、あぁ、トゥーオクロック な。」

と、メイドちゃん。

 

つ、通じたーー!

怒ることより、通じたことに気分を良くし、

「メイク チャイ フォー ミー」 と、にっこりオーダーし、

チャイを作らせ、今、パソに向かっている私です。

 

それにしても、床、地べたに倒れこんで寝てるって、

どうよ?( ̄_ ̄ i)

 

<日本語センター>

 

事務所連絡先 (011) 4165 5170 

住所 G-13,2nd Floor, Hauz Khas , New Delhi -16

Website http://www.nihongocenterindia.com