「ママ、病院どうだった?」
学校から帰ってきた娘に聞かれました。
「うん・・・・・・ママね、やっぱりガンだった」
「えぇ・・・・・・」
ガンと言われても、どんな病気か、理解できてないと思います。
「それでね、ちょっと、入院するんだぁ・・・・」
そう言うと事情を呑み込めたらしく、そんなの嫌だぁ・・・・と泣き出しました。
泣かれると、、、つらい。
ごめんね。
泣かせちゃって、ごめんね。
こんな病気になっちゃって、ごめんね・・・・・
私は、あとどの位、生きられるのだろう。
この先、この子に、何がしてあげられるだろう。
っていうか・・・・私がいなくなったらこの子は一人になってしまう。
そんなのダメだぁ!!!
「大丈夫だよ。入院っていっても一週間位だし、ちゃんと治るから」
娘に言っていた言葉は、私自身に言い聞かせていた言葉でした。