一月七日(人日じんじつ節句せっく

「 七草爪ななくさづめ (七種爪)」または「菜爪なつめ」「七日爪なのかづめ」などといって

初めて爪を切る日でもあります。

この日に爪を切ると、邪気を払うことが出来、

一年間風邪を引いたり病気になったりしないとされます。

 

「七草爪(七種爪)」の儀式

  1. 七草がゆを作る朝に、“はやして” 残ったなずなを茶碗に入れ水に浸します。
  2. この水に家族全員が指をいれ、爪を浸します。
  3. その後、この年初めての爪切りをします。
  4. これで、邪気を払うことが出来て、一年間風邪を引いたり病気になったりしません。
  5. また、「七草爪」をやっておけば、一年中、日を選ばずに爪切りをすることが出来ます。
  6. 七日の日に、風呂に入ってから爪を切る風習のある地方もあるということです。

 
 


 

■ 江戸時代の「七草爪ななくさづめ」の様子と思われる錦絵をみつけました。

弘化元年・1844年(今から175年前)に、二代目歌川豊国によって描かれた『春遊娘七草』と題する錦絵の一部。

七草爪ななくさづめ」の様子と思われる。