久しぶりにミニシアターに行ってきました!もともと単館って好きで。あの、ビルのワンフロアーにある感とか、隠れ家的なとことか。でも最近、行けてなかったのでわくわくしながら行ってきました♪

今日、行った劇場は渋谷シネ・ラ・セット。ちゃんと売店とかあって、劇場っぽい……と、思いきや……場内に踏み込むと、スクリーンの前に数個ソファがあって、驚いた(笑)ホームシアターみたいなの。通常の座席もそのうしろにあるんだけどね。度の合わない眼鏡で行ったこともあり、ソファ席を取りました。

観たのは『鍵がない』という邦画。「鍵をなくした女性が、夜の街を放浪しながら、過去の恋と向き合っていく」という、ストーリー。

月夜仔。的には期待以上に面白かったです。もともと少ない上に、独り言のような台詞が多いことも新鮮だったし。その分、音楽が頻繁に使われてたり、回想の切り口が各々の視点からっていう手法もよかったなー。

さりげなく加藤淳さんが出てるのが笑えた(笑)あのまんまなの、「ふぉっふぉっふぉっ」って笑ってました。たぶん、実在のバンドだと思うんだけど、『今すぐ会いに行かんぜ娘』(だったっけな?)とかいう曲のときに出てきたヴォーカルさんが元(?)レピッシュの人だー!とか思って、気になったり。(笑)

あと、かなり重要なポジションを演じてらした大森南朋さんが、なんとも言えないオーラがあって、素敵でした。妙に子供を抱き馴れない感じとか(笑)パパなのに。彼の出る映画はまた観てみたいなー、うん。

ラストはとっても爽やかで、明けていく空の色とか、主人公の気持ちとかの変化が丁寧に描かれていて、鑑後感(っていうの?)が清々しかったです。

何度観ても飽きなそうな、そんな映画でした。

実は、普段は邦画見ない人なんだけど、去年初めて単館系の邦画を観たら、隠れた名作ぶりに目からウロコ。で、ハマっちゃったんです。最近の単館系邦画、アツイですよ~(>з<)=З

そうそう。上記の『今すぐ~』を歌っているバンドについて知っている方は、ぜひ御一報を!そのくらい、インパクトが強かったんです(笑)