ウェブ上でも見られます。

預金残高4000億円というネット銀行最大のイーバンクを利用している。支店名もジャズ、ロック、サルサ、などとファンキーで楽しいし、イーバンク同士の振り込みなら手数料がかからないなど、敷居の低いところが気に入っていた。他行口座振り込みは金額に関わらず一律160円である。銀行にもよるが、みずほ銀行を例に取るとATMから同銀行他支店に振り込むと3万円未満で105円かかるのだ。それに、入金があるとメールで知らせてくれるのも便利である。

最近ログイン方法が変わり、ニックネームでログインできるようになったので非常に楽である。ウェブサイトも都市銀行のように仰々しくないのも気に入っていた。「た」と過去形で語っているのは先日ちょっとした不都合な事が起こったからである。

先日、ショッピングの代金をイーバンクからジャパンネット銀行の口座に振り込む際、数字を記憶するのが苦手な私は、相手の口座番号が書いてあるメールからコピーした番号をイーバンクの口座番号記入欄にペーストし、相手の会社名を記入して送金を完了した。

すぐに送金完了のメールも来たので万事OKと思っていたらしばらくしてまた「メッセージがあります」というメールが来たので(おや、何だろう)とイヤな感じがして再度ログインしてみたら、「組み戻し」で送金が出来なかったとある。どうもコピペの時に一字抜けてしまったらしい。

一旦送金した金額が戻って来ているが、160円の手数料は戻っていない。そう言えば過去にも一度返金時に手数料が戻って来なかった。また何か間違いをしでかして再度160円を損するのはいやなので郵便局に出向いてATMで送金した。郵便局の場合は、記号や番号を入れると画面にきちんと相手先の口座名が表示される。間違いようがないのだ。

違った番号を入れても送金できるシステムになっているイーバンクからはこれからなるべく送金しないようにするつもりである。

ヤフーの決済システム「Yahoo!かんたん決済」の説明文には、口座情報に誤りがあり、振り込みが行えなかった場合も、再振り込みの際の手数料はいただきません、とあり、イーバンクのように2度3度と手数料が取られる心配はないらしい。ここは3000円以内の利用額だと手数料が108円(税込)と郵便局やイーバンクより安い。金額が高くなるに従って手数料も上がるから気をつけなければいけないが、利息を100円もらうのも大変な昨今、銀行は賢く利用したいものだ。

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