んばんは。
空条れいれい製作委員会、編集長の空条れいれいです。

ご無沙汰していた間のできごとを、少し書かせてくださいね。



先月末日、11月30日の朝。
私の継母は亡くなりました。

11月16日に誕生日を迎えたばかり。
まだ60代でした。

脳内出血で倒れたのは亡くなる前日。

倒れる前に、頭が痛いとか、高血圧であるとか、わかりやすい自覚症状は全くなく。

本当に突然、母と別れる日が来てしまいました。

今から思い返すと、ほんの少しだけ血圧が高いとか、働きすぎて疲れを溜めやすいとか、気になるところがあったと思います。

だけど前日まで、本当に本当に元気で。
いつもの時間をいつも通りに生活していたんです。

キッチン小物を作ったり。
バスルームをピカピカに磨き上げたり。

と、日常を謳歌していた母の急変を、私も私の兄弟も、誰も気づくことができませんでした。

母はあまり休憩をとらずに動いてしまう人。
だから、このところの急な寒さに、ヒートショックを起こしてしまったのかもしれません。

#宝物 私の継母が脳内出血で急逝したのは、先月最終日、母の誕生日が過ぎて、わずか2週間あまりの朝でした。 このpicの絵画は、母の残したタイル画。 点描の油絵のように見えるけど、ひとつひとつの点はタイルの欠片で描かれている作品です。 額縁に入った絵画だけでなく、古民家の店舗をタイル画で装飾する仕事もしていました。 母は、油絵もタイル画も描く画家であり。 建築家であり、デザイナーであり。 そして、アーティストでもありました。 長年かわいがっていた愛犬の写真とともに、母の作品は私の宝物になりました。 通夜、葬儀、初七日が終わり、やっと少しずつ、日常を取り戻しつつある今日この頃です。 #画家 #絵画 #artistsoninstagram #artistoninstagram #原画 #油絵 #アート #japan #japaneseart #tokyo #絵 #love #美術 #描く #先生 #風景画 #art #photooftheday #artists #デザイン #design #暮らし #インテリア #形見

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「人は、いつ、人生の終いが来るかわからない」

きちんと整頓された継母の部屋、同じく整えられてる故実父の書斎。

きれいに磨かれたキッチンと調理器具の数々、食器類。

タイルを貼ったDIYで、美しく使いやすく生まれ変わっていたバスルームやパウダールーム。

準備が進んでいたお歳暮とお歳暮リスト。

タイル画家で、デザイナーで、美意識の高い継母だったので、毎日を丁寧に過ごしていた。

よくわかる最期でした。

最期のことを頭の隅に入れて、後悔少なく、“生きる”

そう、教えてもらった気がしました。


生前、継母がファンだった画家さんです。
著書を一冊、虹の橋の向こうに持っていきました。

東京・早稲田のドラードギャラリーに、母と2人、彼女の作品を見に行ったことを、最近、よく思い出しています。


空条れいれい