EXCEPT | This is me.  システムアナリスト の日々

EXCEPT

バブルの始めの頃、学生でしかも仕事を始めたばかりの僕は、毎夜の街へ繰り出していました。

昼間仕事している時間より、夜に飲んでる時間の方が長かったりして。

それでも、次の日の仕事はきちんとこなせてました。


当時、世界の中でも東京が一番お金が有って、そのせいか世界中から人、モノが集まってたとは実感です。


六本木・赤坂・西麻布・・・名前だけではなく、それなりのステータス、雰囲気を持った街だったように記憶してます。

そこで出会った方々もマスコミに取り上げられたり話題になられたり・・とか。


早い時間に同年代のみんなとチェーン店の居酒屋とか話題になっているお店とかで、毎日のように食べたり飲んだりしてました。

その後の夜の行動は、情報紙を頼りに女性を誘ったり、一人で背伸びぃのお店へ行ったりして。


休日に家で寛いでいると、テレビのレポーターがお店の紹介でたまたま昨日僕が座った同じ席でアナウンスしているのを見たりしてました。


でも、いつからだろう。一人で飲み歩きたくなったのは・・


原価償却が済んでいそうな、家族経営で何十年も続いている居酒屋、地元の方々に愛されて存続している飲み屋。

そこで、煮込みとか、ホルモン焼きをホウバりながら常連さんの話に耳を傾るのが楽しいなと。


どんな仕事をされてても、真剣にキチンと職務を遂行されてる方の話には説得力があるし、

何かの拍子に発する(ふともらす)一言にはキラリと光るものがあります。


パブやクラブに限らず、お酒にまつわる話は数限りなく、でも「必要のない才能は開花されない」

との箴言に拠るまでもなく、若くして厳しい現実を経験してしまうヒトにはそれなりに生きていく上での免疫機能が備わっているのだと感じてます。


本郷のイチョウ