品質とは何か

考えてみた。
もちろん定義はある。

JIS(昔の話だけど)では、「品物又はサービスが、使用目的を満たしているかどうかを決定するための評価の対象となる固有の性質・性能の全体」
ISOでは、「本来備わっている特性の集まりが、要求事項を満たす程度」


まあ。。。だから?って思ったわけです。

自分が思うに、使用者に対して、不利益、不快な思いをさせない、損失を考えるのが品質
使用者に対して、喜ばれること、利益になることを考えるのが商品性

その2つを満足するのを考えるのが開発

そういう風に分類している。


品質を考えるときは結構ネガティブ思考になりがち。
だって、お客様に迷惑をかける可能性があるんだから、あせるあせる。

商品性を考えるときは結構わくわくする。
こういう機能があると喜ぶかも!とか、すげぇ細かい誰にも気づかれないようなこだわりいれたりする。

ちなみに、アメリカと日本では品質に対する考え方がぜんぜん違う。
日本はよりよいものを、作るように努力する。
アメリカはある範囲内におさまっておけばどうでもいいという風な考え方。

だから日本は過剰品質なんだ!
ってとらえかたもできる。

でも品質っていうからには、できるだけ、壊れる可能性をなくしたい。
範囲内に収まってても、壊れるものはこわれるんであって、中央値から離れるものは壊れる可能性が高い。