今回のバイオトイレとしては,以下のコンセプトを考えた.

 

(1)水を使わないこと.

(2)保管しておいても,即座に悪臭を出さないようにすること.

(3)汚い状態の排泄物をできるだけ扱わなくていいようにすること.

(4)堆肥や燃料として,排泄物を使用できるようにすること.

(5)本人たちでメンテナンスができるようにすること.

 

ということで,以下の機能をつけることに.

(1)トイレが終わったら木屑を自動的に散布するようにすること.

 →普段水を使っていない人たちが,木屑を忘れずにいれれるとは思えない.

 木屑をまくことによって悪臭を防ぐ,発酵を促進させる働きを持たせているので

 確実に実施させるためである.

(2)乾燥した排泄物と,堆肥を自動的に分離させること

 →排泄物をあまり触りたくないので,取り出すときに確実に堆肥のみを取り出すようにすること

 

ということで本日は以下の機能プロトを作成した.

(1)排泄物自動散布のプロト

 

 

(2)自動分離のプロト

 

 

 

(2)はうまくいかなかったので,方策を変更することに.

あらかじめ草を詰めたバスケットに排泄物を溜めて,木屑で覆い被せたものを

どこかに埋めていく方式にするか・・