ものすごく間が空きましたが、前回記事の続きを書きます。

 

私の経験、特に気がついていなかった頃の経験を書くことで、同じような”変な”被害の入り口に立っている人が「もしかして…」と思える情報にたどり着いてくれればと考えています。

しかし嫌な記憶を思い出すのは嫌なものです。。

なので筆がすごく重くなっています。

 

隣人のカップルの嫌がらせに耐えられなくなり、管理会社にも念押しした会話を反故にされ、疲れ果てて引っ越したのは同じ北区の近場の鉄骨アパートでした。

引っ越しの記録を見ると、2012年頃の出来事になります。

ここで覚えていることはふたつあります。

壁を叩かれる被害

確か引っ越し二日目?の早朝。

部屋の端にある台所の壁あたりから、ランダムな日付間隔でバンッ!という大きな音が鳴るようになりました。なにか堅いもので外から壁を叩かれていたのだと思います。

私が住んでいたのは二階なのですが、目が覚めるくらいの大きな音でした。

当時は「変なこと」を認識しておらず、引っ越して「やっと終わった!」くらいの気持ちでいたので、最初はすげー家鳴り(木造住宅でたまにぴしっと鳴るあれ)だなぁと思っていましたが、今思えば明らかに変でした。当時はもうトラブルなんて懲り懲りだったので、そう思うことでやり過ごそうとしていたのかもしれません。

引越し先は2階建てのアパートなのですが私の下の階は誰も住んでおらず、恐らくしばらくは私だけがその音を聞いていたのだと思います。

 

しばらく後で、新大学生?くらいと思われる若い青年が下に引っ越してきて、わざわざ私に挨拶に来てくれました。

しかしたまに発生するバンッという音は止まず、どうも下の人は外の壁に向かって?叩き返していたようでした。

騒音に耐えきれなくなり引っ越ししたはずが、引越し先でも程なく同じような状況になり、私は精神的な余裕がなくなっていたのだと思います。気がつけば下の人がドアをドーンと閉めたりする事などにやり返すようになってしまっていました。一番最初の「自分はそんなつもりはなかったが結果的に迷惑をかけていた?お隣さん」と違い、これは完全に私が意図してやり返していました。相手がわざとやっているのかどうかもわからない状態です。

物言うべきだとしたら壁を叩いていた誰かでした。(下とゴタゴタになった辺りから、壁叩きは無くなった気がします)

当時は管理会社も信用できませんでしたし、警察も解決の助けにならないと思っていました。

しかし、これは言い訳のしようもなく私が悪いのだと思います。

異臭

下の人は一年も立たないうちに引っ越し、次にすぐに別の人が引っ越してきたようでした。

しかし私はそれに気づかず、しばらく物音にやり返すことを続けていました。

もう一回書きますが、言い訳のしようもないと思っています。

そしてすぐに始まったのが、タバコをフィルターまで焦がして放置した?ような、強烈な異臭でした。

 

異臭被害は匂いの種類こそ違うものの、何度も引っ越しした今(2019年現在)も続いています。

原因もわかっており、どうやっているのか換気扇から空気が逆流して不自然なほど強い異臭が入ってきているのですが、当時はそんなことはわかりませんでした。(構造的に甘い?鉄骨アパートだと、換気扇以外からの異臭流入の可能性もあるかもですが)

 

当時は真冬で、震えながら窓を開けると、家の外からも魚が腐ったような強烈な異臭がしました。

下の人はともかく、近隣の人まで嫌がらせに加担しているとは思えず、「よくこれで苦情でないな」と思ったのを覚えています。

今思えば、引っ越し直後に壁を叩かれたときから、嫌がらせの対象になっていたんだろうなぁと思います。

 

結局契約期間である二年が過ぎたあと、私はまた引っ越すことになります。