ぽりこだよ!

行ってきましたー


すぐにupするつもりだったけど

おうちに帰ってからあれやこれや家事をこなしてたら恐ろしい時間になってしまったので

途中で眠気に勝てず、今ごろのupになりました



まあ、そこまで待ってる人もおらんやろ!ということで

記憶がまだ残ってるうちになんとかレポします


(大したこと書いてない)ごめんね



「ベートーヴェン」


1階から撮影してみた


とにかく


「凄かった」もうこれに尽きるかも


あ、これ1階のエントランスにある

「でっかい石」

ずっと気になってた


友様曰く

「お豆さん」笑い泣き笑い泣き


2階入口にある

「ベートーヴェン」の石像

20日のマチネで井上芳雄さんが

「ベートーヴェンの石像がある」と

紹介したので

すごい人が写真を撮ってた


あたしは知ってたので19日に撮影



さて



兵庫芸術センターKobelco

キャパ2200

オペラやクラシックコンサート等

「音」に特化した劇場



凄いよねー


初日は1階前から6番目

ちょっと前の人の頭でどセンターが見えなかった


2日目マチネ3階前から3列目

ここね

凄くいい

全体もれなくみえる

オケピの中までみえる


2日目ソワレ1階の15列目ぐらいかな?

ココも凄くいい

まったく頭も被らないし

どセンターもバッチリ

なんならちらっとオケピのマエストロの腕がみえる


さて、感想なんですけどね


出演者は皆さん

ミュージカルで名を馳せた方々ばかり


歌に関しても演技に関しても

なんの不安要素もない


なんなら全員

「声量お化け」


安心してストーリーに没頭出来ました


初めましては

井上芳雄さん

小野田龍之介さん

佐藤隆紀さん

実咲凜音さん


他のプリンシバルは

皆さん、1789やロミジュリなど東宝系ミュージカルで体験済み


花總まりさんは何度も拝見してるけど

ストプレしか見たこと無かったです



もう。役者さんの感想はあえて書かなくてもいいかな?


そうそう、大阪は「フランツ」がダブルキャスト

おふたりとも拝見したけど

佐藤隆紀さんは「冷酷、高圧的」

坂元健児さんは「小心者の見栄っ張り」な感じがした


声のトーンの違いもあると思うんだけどね


大ちゃんは後で書くとして


ベートーヴェンに詳しいわけじゃ無いけど

「悲愴」や「田園」「英雄」

などめちゃくちゃ聞いたことある楽曲がたくさん使われてて


ベートーヴェンは基本的「暗い」


それをストーリーに乗せて

巧みにアレンジされてて、同じ楽曲なのに違って聞こえる



そんな中で「エリーゼのために」が入ると浮いた感じがしてしまう


(てか、歌詞がお花畑だったからエリーゼのためにで正解なんだけどね)



クラシック苦手

ベートーヴェン苦手なあたしでも

入り込みやすかったかな


 ストーリーは

ベートーヴェンとトニのラブロマンスだから

致し方ないところではあるんだけど


後半の

ふたりが別れを決意してからの人生が思いっきり端折られてて

ベートーヴェンが弟(カスパール)と和解するシーンは涙腺崩壊案件

凄くいい!


あたくしとしては

ベートーヴェンとの暮らしより

「子供と亡き父の資産」を選んだトニのその後がやたら気になる


いや、わかる😫

母だもの!子供は何物にも代えがたい

父親の遺産もわかる

あんな旦那に自由にされるのは言語道断


ベートーヴェンとの不貞を知った冷酷な旦那との人生なんて。今までよりもっと辛くて虚しかったはず


そんな人生をベートーヴェンへの思いだけで乗り越えていく「トニ」の姿を見てみたかったとおもったわけです


あたしとしては

ベートーヴェンとフランツも

「どーしようもない男」ですけどね



んでもって

今回、イッチャン「なんなん⁉️あなた」と思ったのが


フランツの妹

木下晴香さん演じる「ベッティーナ」


出だしから

「この女やばい」とは思った


トニの邸宅にやってくるシーンね

ひたすら邸宅や資産に感嘆してたけど

完全に「金に目がくらんでる」よねー


自分ちもなかなかの実業家でいい暮らししてるけど

トニとの格差を感じたのかしら?


頭のなかなかなかの乙女思考(お花畑)


結局のところ

彼女の密告が元で

ベートーヴェンとトニの不貞行為がフランツに知れることとなるわけだし


トニは、ベッティーナが子供たちを連れてこなかった時に裏切ったって言ってたけど

観客はその前にフランツへの密告で裏ギリを知ってるだけに、新しい生活を夢見るトニが哀れで仕方なかったわ


兄に逆らえなかった(良い生活の為に?)可哀想な妹とも解釈できるけど

あたしは違うと思うなー

(皆さんどう思います?)



さて

ここで

我がイチオシ

「渡辺大輔」演じるところの

「バプティスト・フィッツオーク」


いや、まじで

最近こういう役どころか多いからなのかしら

「嫌なおとこ」がハマる滝汗滝汗滝汗


小芝居が過ぎる笑い泣き笑い泣き


群舞に混じってても

1人だけめちゃくちゃ嫌そうに踊ってたり

公爵のお客様には笑顔振りまくのに

あっという間に「腹立つくらい嫌な顔」するし



ベートーヴェンに食ってかかる癖に

逃げ腰だったり笑い泣き笑い泣き


歌う時もセリフを言う時も

ひたすら「顔芸」は忘れないポーンポーン


相変わらず所作は綺麗し

群舞でも、体幹がいいからシュッとしてて

すぐに大ちゃんだわ‼️ってわかる


一緒に行った友達にオペラ貸してあげて

大ちゃんをガン見してもらったけど

「大ちゃんさぁー、ずーっと顔芸してたね」

とご好評(なのかな?)頂きました


彼女は1789を一緒に見たので

「あの。好青年だった人がこうなるとは…」と


そりゃそうだ爆笑爆笑爆笑



と、まぁこんな感じです






夜の兵庫芸術劇場はライトアップされてます


今日でベートーヴェンは大千秋楽


配信もあるけど

もう、お腹いっぱいですゲッソリゲッソリゲッソリ



ちなみに

昨日は配信日でもないのに

ソワレにカメラはいってたので期待したけど

今日の配信の画角などを見るための

撮影だったようです


円盤は…無いかなチーンチーン