トラちゃんプロジェクトのニュースレターに
毎回絵本に関わる人のインタビューを掲載するようになって3回目
今回はモンゴル出身の
バーサンスレン・ボロルマーさんにお話を伺うことになって
ご自宅兼アトリエにお伺いした
大学時代の友人という旦那さまガンバートルさんも絵を描かれる方
現在はガンバートルさんがお話を考え
ボロルマーさんが絵を描くという
二人三脚で絵本の執筆をされている
ボロルマーさんもチャーミングな方だけれど
ガンバートルさんもこれまた笑顔の素敵な優しい方
この日は日曜日だったこともあって
休みだっただんなさんに車で送ってもらったのだけれど
お話を伺った後には
モンゴルのお料理を作っくださる、とのことで
トラちゃん、みーちゃん、とうちゃんまで便乗して一緒にご馳走になることに
・・モンゴルでは男の人もふつうにお料理をするのだとか
ピロシキのような生地の中に野菜やお肉の入った揚げパン、ホーショールや
お野菜のスープにサラダ
写真がないのが残念だけれど
塩が基本の調味料らしいモンゴルの料理は
どれもとっても優しい味で日本人好みだな、と思った
お腹いっぱいいただいた後には
ボロルマーさんが絵本を読んでくださったり
モンゴルの昔話にちなんだものが多い
それはモンゴルが口承文学の国で
お二人とも幼いころから
たくさんのお話を聞いてきたからなのだとか
トラちゃんもお気に入りの絵本
『ゴナンとかいぶつ』
どこか桃太郎を思い起こさせるお話は
当時人物がなじみのないカタカナの名前であっても
トラちゃんは夢中になって聴き入る
ボロルマーさんは
「昔話や民話には先人の知恵や工夫がつまっている」
と話してくれたけれど
昔話にはどこか
国境をも超えた普遍的なものが流れているような気がしてならない
モンゴル三昧だったのに
あらためて子どもたちに
もっと昔話を読んであげよう、と思った日でもありました