みーちゃん少し調子がいつもと違うなと思っていたら
火曜日の夕飯中
急にぎゃあ!と一声大きな声を出した


え?
舌でも噛んだの?

とびっくりして見ると目がうつろになって
細かく身体を刻んで震えたかと思うとが両手足をつっぱっていきむ
また細かく体を震わせる
という動きを繰り返しだした


・・・明らかに痙攣だ


トラちゃんは健康優良児でほぼ病気という病気をしてこなかったから
もちろん痙攣なんて経験なし
でも口に入れた食べ物で窒息してしまったら大変だということだけは
なんとなくわかった
それに友人の経験から痙攣自体で命にかかわることはないと聞いてたのも手伝って
口では「どうしよう、どうしよう」とあわてながらも
どこかで冷静だったような気がする


私はみーちゃんをうつぶせに抱き上げ
背中をさすって食べ物を出させた
そして痙攣がおさまってぐったりとしたみーちゃんを畳に寝かせて
救急外来の電話番号を探した


それなのにもう!!


こういう時に限って救急外来の電話がつながらない
時計を見れば16時50分
夜間の外来受け付けは19時からになっている
大学病院の代表にかけて救急外来に回してもらった


よりによって雨がしとしとと降っていたこの日
私はトラちゃんの寝支度を済ませ
近所の同級生の家に助けを求めに走った

快く了解してくれた友人宅にトラちゃんを届け
呼んでいたタクシーに飛び乗って
わずか5分程度の大学病院へ


痙攣もすでにおさまっていたみーちゃん
熱はこのとき9度4分
熱性痙攣でしょう、という先生の判断だったけれど
念のために血液検査をし
脱水にならないようにと点滴をして帰ることに


手の甲に刺さった点滴の管が痛々しい

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1時間半ほどして血液検査の結果が出て
問題がないことが分かったので
帰宅を許されたみーちゃん
抱っこひもに入れたら疲れ果てて眠ってしまった


まだ暑いその身体を胸に抱いて
もっと早く不調に気が付いてあげられなかった自分が不甲斐なかった

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そういえば前の日から
なんだかだるそうにしていた

何年母をやっても
いまだに新人だなあ、私
ごめんね、みーちゃん
母ちゃん、ちゃんときみを守るからね!

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