最近、オーディションやら、なんやらと関わる機会が多く。。
改めて思う事なのですが。。。
「おいおい、演技の勉強してる場合じゃねぇですよ!」
と思う俳優さんが多いので、その事を少し書きます。
どういう事かというと。。。
よく、俳優は自分自身が楽器だと言われます。
よい演奏する為には、よい楽器が必要だという事は誰だって想像できると思うのですが、俳優も同じで、よい演技をするためには、よい自分自身であるべきなのです。
スポーツ選手が怪我をしていたら、まずは治療をすべきであるように。
白と黒の絵の具しか持っていなければ、フルカラーの絵は描けないように。
カメラを持っていなければ、いくらセンスが良くてもいい写真は撮れないように。
チームプレイが苦手な人は、試合に出してもらえないように。
すごく、すごくわかりやすいのに、なぜだか俳優は、「自分自身をきちんと管理して使いこなす」という技術を持っていない人が多いように思います。
「痛たたた。。」と言う人は、いくらスキルがあってもお仕事には結びつかないのが現状です。
基礎を学んでなくても、日夜鍛錬してなくても、俳優ですと言えるのが日本の俳優業界(世界では珍しいような気がします。私の知ってる国に関してだけだけど。。)
自己承認欲求が高い人が比較的多めなので、他で欲求を満たされるとすんなり俳優を辞めてしまう人が多いです。
その際の言い訳は、色々ありますが、実は誰もそんな事は信じてません。
俳優は、自分自身と向き合う時間が他の仕事の何千倍も多いです。
それが実は、どんな稽古よりも一番辛いし難しいかもしれません。
✅自分自身を結果と結び付けてしまう
例)これができないなんてなんて才能がないんだろう。
✅目標が他人の物
例)有名になってお母さんを安心させたい。
✅問題解決思考
例)とにかく、お金を稼げる仕事の方が大事。
✅他人の話を思い込みで聞いてしまう
例)ダメ出しの途中から脳内反省会。
こんな日常生活ではなんとも思ってない『自分自身の思考の癖』が、本当に、厄介です。
メンタル病みます(笑)
いい芝居なんて、できないのは当たり前
なので、全、俳優は、演技の勉強、稽古の前に、もちろん平行して、自分自身をきちんと創っておくべきです。
私自身も、もっと若い時にその事に気付いてたらなあと思う事がよくあります。
若い時の私は、「頭下げるぐらいだったら、そんな仕事するもんか」とか、「この監督の考えは間違っているから叩き直してやる」とか(もちろん、その頃はそんな考えがある事には自分は気付いていないww)随分、無駄な事してました。
オーディションに行って、喧嘩して帰ってくるとかしょっちゅう(笑)
何しに行ってたんだか。。。。
自分が本当に欲しいものが分かってなかったんですよね~~。
変な自信があって、現状がまったく見えてなかった。
相手の話を自分の思い込みで聞いてるから、本当に言ってる事が全然理解できないし。
怖い、怖い。。。
今、結果が出ない!とか、成長しない!とか、誰かが悪い!とか、何かしら現状に不満がある方。。
このブログ、読むの辛い💦って方(笑)
改めて、自分の考え方の『癖』に気付くといいですよ。
自分が悪いのではないです。
自分にどういう考え方の『癖』があって、それがどう影響してるのか。。。
ますは、新しい考え方を手に入れて下さい。
目から鱗がどさ~~~~っと落ちます。
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