もう先週になりましたが、歌舞伎を観てきました。

随分以前に一度見た記憶あるけど、今回は、襲名披露公演であり、お囃子の方もいらして期待以上に見応えありました。

昔の人が、アイドルよろしく夢中になったのが、分かる気がします。

間違いなく素晴らしい伝統芸能のですが、それ以前に魅力あるエンターテイメントでした。





さて当然私は、友達3人と着物で行った訳ですが、予想していたよりもずっと着物率低い。

正直年齢層は私よりもかなり上で、こういう観劇に来るならば、着物という方も多いはずと思っていた予想はかなりはずれ、着物の方は疎らでした。

素敵な着物持っているであろう、著名人の方々も服。この街の中では、富豪な方々も服。
ちょっと残念。

こういうチャンスに着なければ、多分一生着ないんじゃないのかな?

こうして、高価な着物は仕付けついたまま、処分されてしまうのでしょうね。

年配になればなるほど、落ち着いて似合う着物なのに。

やはり着付けを心配してるのでしょうね。

多分綺麗に着付けられないなら、着物は着ない。
一方私は、綺麗に着付けられなくても、左前でお引きずりさんじゃなきゃ着たい。


着ること第一。綺麗は、その後ついてくる。

綺麗に着る事は、ステキな事で綺麗に着られないなら、着たくないという気持ちは、分からない訳ではありません。

でも、もし自分が着物を着てない現場では、決して着物を着てる方の批判だけは、して欲しくない。

それって例えば、英語話せない実際話してない人が、一生懸命に英語を話してる人を批判するくらいに、見苦しいです。

若い人も、年配の方も、私たち日本人の体型を最も美しく見せる着物。

もっともっと、着物を着る人が増えて欲しい。

それには、着物を着る人に、周囲がもっと暖かい目で見てもらえたらなと思ってしまいます。

まぁ私の場合99%は、優しく褒めてくれるので気にしません。

着物は、見て楽し。
持って楽し。
着て楽し。

です。