樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座 -4ページ目

本を出すときと、会社を辞めるときの意外な関係



こんにちは、樺木宏です。


実は本を出す事と、会社を辞めて起業することには、密接な関係があります。


良く言われているのは、ビジネスのしくみが上手く回り始めること。

業界での有利な立ち位置を占め、ブランド化されることで、

集客が上手く行きますし、その単価も良いものになります。

だから、ビジネスも上手く行きます。

この話は、結構多くの人が語っていると思います。


しかし、意外と知られていないもう1つの理由は、

「覚悟が定まること」

です。

書店に自分の名前で本を並べる訳ですから、責任も重大。

「自分はこれで一生喰っていくんだ」と、覚悟も定まります。


すごくアナログな話で、精神論のように聞こえるかも知れませんが、これが大切。

というのも、知識と心構えの2つが揃わないと、一切の行動は出来ないからです。


例えば、本を沢山読んでいたり、セミナーに通ってノウハウを習得している人は大勢いますね。

でも、それを行動にうつして、実際にビジネスを起こしたり、結果を出している人は、

その内のごく一部です。


なぜかという理由が、先ほどの「知識と心構え」の話なのです。

この2つが重なり合っていればいるほど、知識はやる気の後押しを得て、大量行動に変わります。

そうすると、途中で幾多の失敗を経たとしても、確実に前進します。

だから、結果がでます。


逆に、心構えが無い状態で知識だけを詰め込んだとしても、

その2つが離れてバラバラなので、行動に移せません。

だから物知りではあるが、結果は出ません。

そしてそのうち、知識を得る事自体が目的化してしまいます。


覚悟が定まることで、心構えが促され、知識が行動に変わる。

本を出す事と、会社を辞めて起業することには、密接な関係があるのですね。


もしあなたが、「知識には自信があるが、今一つ結果がでていない・・・」

と悩んでいるなら、それは心構えを作るときです。

商業出版へのチャレンジを通じて、道を切り開いていって下さいね。

電子書籍について準備しておきたい事とは?

こんにちは、樺木宏です。


さてここ数年は「電子書籍元年」と言われ、様々な端末やプラットフォームが出てきましたね。

amazon KindleやApple iBookStore、楽天Koboなどなど・・・・

ビジネスパーソンの皆さんとしては、自分のビジネスに活かす為に、どのような準備

をするべきなのか?が気になるところだと思います。


結論から言えば、「知的生産力と販売力」が必要です。

今回はまず1つ目の「知的生産力」についてお伝えしたいと思います。


「知的生産力」が電子書籍時代に必要な理由は、

今まで出版社が肩代わりしてくれていた事を、自分でやらなければいけないからです。

今までは、出版社に編集者というプロがいて、「目利き」により、質を選別していました。

また、採用した企画についても、「編集」「校正」といった手間をかけることで、

質を高めてから本に出来ていました。

ところが、電子書籍の時代は、出版社を飛び越える事が可能になります。

著者が直接、読者に販売する事が可能になり、出版社を経由しない場合も多く出てくるでしょう。


その結果どうなるかというと、

「電子書籍は印税率が高く、誰でも発行出来る」

というメリットがある反面、

「つまらないコンテンツが数多く溢れ、埋もれてしまう」

という事が起こるのです。

自分自身で企画自体の質を高める事が出来なければ、例え自由に電子出版できても、

意味が無いのですね。


電子出版出版の時代にあなたに必要なスキルは、

・売れなければ必要とされない、という意識

・品質を高める客観的な自己チェック

・自分自身の棚卸し、知識の体系化、

・1つのテーマを10万字書くというスキル

なのですね。

そして実は、これは現在、紙の本「の著者」の環境そのものであり、

「知的生産力」そのものなのです。


これを自ら身に付けることで、面白く、求められるコンテンツを作ることが可能になります。

さらには、電子書籍だけでなく、セミナーやコンサルなどの品質向上に直結するのです。

その為にも、今「著者」を目指すことは、準備として最適なのですね。

独学のススメ


こんにちは、樺木宏です。


本を出す為には良質なインプットが欠かせませんね。

まとまった知識を一気に獲得したい場合、

スクールに通うという選択肢もありますが、

私は「独学」を高く評価しています。



というのも、コストパフォーマンスが高く、場所と時間を自由に出来る、

というメリットがあるからです。


コストの面で言えば、一般に、スクール等に通うと、高額な授業料がかかります。

講師の人件費や施設の費用が、上乗せされるからです。

一方、独学は圧倒的にリーズナブルです。

書籍は大量生産する為、その価値のわりに非常に安価。

1,000円くらいで買えてしまう本ですが、200ページの内容をセミナーで全部やろうとすると、

10時間くらいかかります。



場所と時間という点で言えば、パソコン1台でネットにつながるのであれば、

どこでもあなたのオフィスになる時代です。

当然、全ての場所が学習とアウトプットの場になり得ます。

モバイルによる音声学習も活用すれば、移動中も全てが学習時間です。

多忙な方でも、時間を細切れに活用できるので、合理的でもあります。

移動にムダな時間を使うこともありませんし、快適な環境で、

好きな時間を利用して学ぶ事ができるでしょう。




一方、独学はデメリットもあります。

1人で学ぶ場合、モチベーションを維持に工夫が必要です。

意欲には波がありますので、自分の心と感情を、前向きにキープする

方法論を身に付ける必要があるでしょう。

また、高いお金をスクールに支払うことで、「取り返そう」という心理が働く事は、

実は大きなモチベーションにつながります。

独学ではこれがないので、切迫感が弱くなりがちです。

いきおい、勉強期間も間延びしたものになってしまう可能性があります。

これは、自分自身で目標と期間を決めることで、カバーできます。

こうした本や情報も、沢山世の中にはあります。


このように、専門知識だけでなく、自己管理のスキルも身に付ける事で、

独学のメリットを最大限に享受する事ができるでしょう。

自己管理のノウハウを同時に身に付けながら、

「独学」で、費用対効果の高い学びを得て下さいね。