保護者からアンケート用紙にご感想を頂きありがとうございます。温かい言葉ばかりで嬉しく力になります
一つ前のブログにPROクラスを書くのを忘れていたので追記しています。
書くのが遅くなりました
Vortexについて書きます。
Vortexは4月から振り渡しがスタートしました。
約３ヶ月の練習でしたが、よくここまで完成したなと感心します。
最初はみんなが集中していた為、オープニング〜2曲目までスムーズに進みました。
ですが、各踊り〜エンディングまでは全然覚える事ができず、7月中は先が見えない状態が続きました。
8月はVortexのリハーサルを増やし、ラストの週はほぼ毎日４時間のリハーサルを行いました。
夏休みの半分をVortexに費やしてくれました。
リーダーのShanaを筆頭に生徒だけで何度も練習を重ね、少しずつチームの輪が出てきました。
そして、ラストの週に卒業生が合流してからはチームがガツンと一つになったのを感じました。
卒業生が合流した次の日、自分達で練習をしてもらった後に私はスタジオに入り踊りをチェックしましたが、その時はゾワっと鳥肌が立つくらい揃っていて、迫力も凄く、圧巻しました。
いつも誰よりも早く入り誰よりも遅く帰り、リハーサルも本番も大変だったと思います。
それなのに毎回、メイクもしてきてくれました。
体力的にも精神的にも限界がきていたと思いますが、よくここまでまとめてくれました
踊り終わった後は、私も可純先生も(←なんでやねん
)泣かずにはいられませんでした。
オープニング
テーブルのシーンは揃いまくりでカッコ良かった‼️
まさかここまで揃えれるとは思っていなかったので本当にびっくり&凄かった❗️
音ハメ
HipHopが強い部分でしたので、バレエが長い子達は苦労したと思います。
ですが、出来ない事にも挑戦し自主練に励んでくれました。
バッチリ揃っていて良かったです❗️
コンテンポラリー
卒業のMちゃんに振付をお願いしたので、動画での練習となりました。
動画だとやはり難しく、Mちゃんが合流した4日前に変更や直しが大量にありました。
違う音どりで覚えていた為になかなか直した事が体に入らず、苦労していました。
コンテンポラリーに関してはMちゃんと可純先生、本人達に任せていたので本番バッチリ揃ってるのを見た時はびっくりしました。
Mちゃんの存在は大きくとても頼りになりました。
たったの3日でこれだけ揃えたのは本当に凄い事だと２人を褒めたい‼︎
HipHop
このチームはなかなか覚える事が出来ず、一番注意をされ泣き出す子もいました。
フォーメーションもコロコロ変わり、テンポも早い為、まだ年齢が低い小学生には難しく苦労していました。
注意され、注意され、注意され、最終的には一番早く覚え、完成度も高く注意される事がなくなりました。
特に小学生2名はかなりしごかれたのでもの凄く上達しました。
初級クラスに入れるレベルに達してます。
本当にとても成長しました❗️
心配していた持ち上げるシーン！
上手くいきましたね‼️
HipHop Jazz
振りを一度渡し、それをビデオに撮り覚えてきてもらっていました。
最初はしっかりと覚えてきてくれて、それも上手だったので特に注意する事もありませんでしたが、次第に覚えなくなりできていた事も出来なくなっていました。
最後の最後まで揃わずに心配していました。
この2人は各踊りを2曲覚えなければいけなかったので、後々の事を考えてこの作品を真っ先に練習し、完成させるべきでした。
一番会う回数も多く、家も近い。
夏休みですし自分達で時間を作って練習する機会は沢山あったはず。
ですがそこに怠け、最終的にコンテやエンディングと同時進行で完成させなければいけなくなり追い込まれていました。
もっと早くちゃんと2人でやっていればもっと良くなって本番に挑めたと思います。
厳しく言いましたが、この2人はプロクラスなので今後はその様にしていかなければいけません。
ですが練習の時に一度も揃っているのを見ていませんでしたが、本番は2人の根性で乗り切りとても揃っていました
良かったよ‼️
エンディング
みんなが揃って苦労したのはエンディングでした。
エンディングはJazzだったので、誰もが苦手としてる振りでした。
Jazzはダンス要素もあるしバレエ要素もある。
ダンス要素の部分はダンスメインの子は得意だし、バレエ要素の部分はバレエメインの子は得意といった感じで全然まとまりませんでした。
今回、ダンスとバレエ両方を習っている大切さを実感したと思います。
最後の最後までみっちり練習し、最後に照明の中で立つ事も何度も練習しバッチリ揃いました❗️
転回や肩通しもやり、そういったアクロバット的な事も魅せる事ができて良かったですね‼︎
Vortexは沢山の感想をいただきました。
『本当に凄かった‼︎』
『凄かったしか言葉に出来ない‼︎』
『感動した‼︎』
『かっこよくて驚いた‼︎』
『あの小学生2人がここまで出来るとは思わなかった‼︎』
『どれが良かったかと言われても…全部良かった！笑』
『一体感があり個々のいい所が詰まってる作品に感じた‼︎』
『オープニングから泣きそうになった‼︎』
他の生徒の保護者や外部の方からの意見です。
これがみんなの頑張った証です。
私達講師ができる事はリハーサルまでです。
本番になれば講師は袖で見守る事しかできません。
だからこそダンサーがステージ上で自信を持ってパフォーマンス出来る様に、注意、注意、注意を繰り返しうるさく言います。
注意される事はあなたがダンスに向いてない訳ではなく、先生が君達を嫌いだからでもない。
出来てない事は出来てない。言われた事をいかに理解してそれを直すかで上達の近道になる。
それをネガティブに捉えてる時間があるなら言われた事を練習する時間に費やしてください。
今回Vortexに参加した子は
もうこれ以上覚えられない、ムリ！
と途中で挫けたと思います。
今回はダンスとバレエの両方を習っている子達で行った為、多い子で13曲を覚えていました。
他の作品も覚えなければいけない為、パンク状態だったと思います。
注意される事も多く、精神的にもきているのは感じていました。
ですが、辞める事は許されない、自分の中でも諦めたくないという気持ちがあったと思います。
私はよく言いますが
『やり遂げた人だけが観る事ができる世界がある』
今回参加してくれた子は観れたのではないでしょうか
私は観れましたよ
作品一つ創るのに、簡単に創っている訳ではありません。
曲を少なく見積もっても100曲以上聞き、その中でどの曲を使うか、Mixさせるか、お客様目線からも演出を考え、振りを創り、誰を置き、どう動くと飽きないか、おもしろいか、照明やステージの広さ、全てをひっくるめて簡単に一つの作品が出来上がっているのではありません。
今までは創っても創っても作品の意図を理解して踊ってくれる人は少なく、合同作品を創る事が正直嫌になっていました。
ですが、今回は一人一人が作品の意図を汲取りそれを表現しようとしてくれたのが伝わりました。
舞台さんも協力してくださり照明もじっくり創る事ができ、初めて私が望んでいたレベルの合同作品に仕上がりました。
それでも一番の喜びは
私がいなくても生徒同士で話し合い
ここはこうしよ！もっとこうしよう！
って言って一つになってくれた事
今後はこれが当たり前で、最低でこのレベルの合同作品を創りたいと思っています。
最後までこのメンバー全員でこの作品を完成させる事ができて、私は嬉しいです。
リーダーのSちゃんは皆んなを引っ張っていく力、皆んながついて行こうと思える才能を持っています。
リーダーのSちゃん、Mちゃん、小さいSちゃん、Nちゃん、Kちゃん、よく頑張りました
今回はVortexが出来るまでをカメラマンに追ってもらいました。
涙あり、叱咤あり、笑顔もあり、彼女達がどれだけ闘いこの作品を創り上げてきたかが分かります。
今後YouTubeにUPしていきますので待っててね♪
次は来年の3月の命の集いにVortexを持っていきます。
少しアレンジをする予定です。
当スクールの発表会は来年末を予定しています。
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