ニューヨーク州の避暑地イーストハンプトンで出会った香水が、
東京ミッドタウン ガーデンサイド3Fのin Touchでも売っていることを発見ラブラブ
私にとっては懐かしい香りです。

音譜特に『フローレ』という香水がお気に入りでした。
甘くフルーティーな花の香りは、スイートピーがメインになっていて、
アプリコット、すずらん、ローズ、水仙などの花々の香りがするのです。


主成分がスイートピーの甘く広がるフルーティな花の香り。



トップノートにはアプリコットや、スイートピーなど。

時間の経過とともにすずらん、ローズ、水仙のミドルノートがふんわり香ります。

ラストノートまで、ずっと花の香りが続くので、

少し時間が経ったときの香りからは、初夏の庭に咲く花々を連想してしまいます。
・・ココロのビタミン・・

この香水を作られたAntonia Bellancaさんは、
もともとは、ボストンとフランスで絵画を学んでいた方。
ブーケ2フランスで絵画を学んでいた際に、エクアンプロヴァンスとパリの花屋さんで
衝撃を受けたそうです。それは、
今まで絵画の中でしか見たことのなかったカラフルな花々が、
花屋さんには並んでいたからなのだとか。
N.Yに帰国後も、花屋さんを注意してみるようになり、
彼女は花屋と絵画の共通点を見出します。
Antonia Bellancaさんは「絵画を描くように花束を作りたい」と考え、
花を使っての、表現をはじめますきらきら!!
彼女は花屋さんで働き、知識を得た後に、
1981年、ニューヨーク州の避暑地、East Hampton(※)に
フラワーショップをオープンさせます。

※East Hamptonはロング・アイランドの東のほうにあります。
マンハッタンからの距離は、百マイル位。
渋滞していなければ、車で二時間ちょっと。
ヘリコプターをチャーターすると、30分で行けるため、
セレブな方たちの別荘が数多くある場所です。
オシャレなレストランやブティックもあり、街を歩いていても楽しい
ブーケ1花と触れ合う日々の中、しだいに、花の香りに目覚め、
彼女の花屋に漂う香り、空気感を形にしたい
と思い始め、翌年に精油を扱うお店で働き始めます。
その間、精油について学び、最高級の精油を使って
調香し、花の香りを作り出すことに挑戦したのです。

商品の数は少ないのですが、フローラルブーケの香りを
大切に守っているニッキアフレグランス(※)です。

※ニッキアフレグランスの条件
①天然の香料を使用した「本物志向」のブランド。
②製造元が販路をむやみに拡大せず、ブランド価値を大切に守っているブランド。
③販売元が製造元の意志に沿い、大切に守るべきブランドだと認識している。
④大量生産、大量販売を行わず、品質管理を徹底しているブランド。

花々の自然な香りが生かされている、フレグランスは、
贈り物にも喜ばれるかもしれませんブーケ1