みなさま、こんにちは
素敵な日曜日の午後をお過ごしのことと思います。
今日のテーマは、肌のクスミをリセットさせるための
お手入れのポイントについてです。
クスミが生じてしまう原因は、大きく4つあります。
①角質層のキメが荒れていて、光が乱反射しているとき
②加齢。皮膚に過酸化脂質が増加しやすくなり、
それが皮膚のβーカロチンなどと結合し、皮膚の色をくすませるため。
③紫外線をあびたあと、メラニン色素が沈着してもクスんで見えま す。
(シミなどの要因となっているメラニン色素は、紫外線を受けて活性化した
酵素チロシナーゼ、あるいはエンドセリンによりチロシン(無色)→ドーパ→
ジヒドロキシインドール→メラニン色素(黒色)となります。)
④血液の循環が悪い。ターンオーバーが乱れ、古い角 質が残ってしまい、透明感がなくなります。
古い角質は水分を保てないため、カサつき、キメも粗くなり、肌がクスんでしまうのです。
上記の原因を考えてみると、クスミのお手入れの方法もみえてきますね。
以下に、おすすめのお手入れ方法をご紹介いたします。
①角質層のキメを整えること。(水分や油分を補給 し、みずみずしい肌に)
②過酸化脂質を増やさないようにする
長時間、光を浴び続けると、活性酸素が できて皮脂が酸化するため
「過酸化資質」となり、肌を刺激して傷つけてしまいます。
メイク直しの時には、テカリが目立つ部分に、ファ ンデー ションや
パウダーなどを重ね付けしないで、まず化粧水など でふき取ってから
メイク直しをされると良いでしょう。
皮脂が酸化しているのに、それにファンデーションを重ねてしまうと、
汚れを毛穴に押し込んでしまうことにもなり、
ニキビが出来てしまうこともあるのです。
UVカット剤を使っている場合にも、同じ方法でUV カット剤の塗り直しをすることをおす すめします。
③紫外線をあびたら、その後は、ホワイトニング成分が入った
コスメ やサプリでケアしましょう
美白成分は、日々、進化しておりますが、
研究開発された成分の他、植物由来の成分もあります。
ご自分の肌に合うもので、しっかりケアしていきたいですよね。
以下、少し、成分について、ご紹介しますね。
コケモモから抽出された「アルブチン」、モミの木の成分をヒントに作られた「ルシノール」、
苺から抽出され、チロシナーゼ抑制効果があるエラグ酸や、オランダパセリの葉から
抽出されたパセリエキス、そして、リノール酸、ビタミンC誘導体
などもおすすめの成分です。ちなみに、水溶液中のビタミンCは、熱に弱く、そのために、
安定型のビタミンCが配合されている美白コスメは多いです。還元作用を持つことで、
美白剤として用いられることも。その他、ハイドロキノン、チロシナーゼ酵素阻害剤、
ナイアシンアミド、N-アセチル、グルコサミンなど、多々あります。
台湾の研究者の論文によると、
ムラサキツメクサのメタノール抽出物がメラニン生成阻害活性を持っているようです。
ビオカニンAがB16細胞と胚におけるメラニン生成と、
細胞チロシナーゼ活性を阻害すると記載されていました。ビオカニンA入りの
サプリメントなども良いのかもしれませんね。
(論文:In Vitro and in vivo Melanogenesis Inhibition by Bio chanin A from
Trifolium pratense./Lin Victor C.)
日差しが強くなっている今日この頃ですから、
美白コスメを上手に使って、これから出来るシミも予防したいものですよね。
③新陳代謝をよくする
お顔の凝りは意外と溜まっているものです。それが毒素を溜める原因にもつながります。
凝りをほぐしながら、お顔に何か所もあるツボを押していきます。ご自宅に超音波の
美顔器をお持ちの方は、ぜひ、1日5分でも良いので、行ってみて下さい
手でお顔のマッサージをする際のコツは
筋肉の繊維の流れにそってリズミカルに行うことです。
肌への負担を少なくするにはマッサージ用クリームを使うのもよいでしょう。
POLAのBAマッサージクリームは、糖化のケアも出来るなかなかの優れものです。
お気に入りの精油を使ってアロママッサージも良いですね。
優雅な気分に浸りたいときには、こんなブレンドはいかがでしょう。
ホホバオイル、アルガンオイルなどのベースオイルに、
ローズとMograの精油を1%濃度で希釈してお使いになってみて下さい。
アロママッサージを行う際には、お顔のマッサージ+頭皮のマッサージ、
首、デコルテも加えますと、フェイスラインがあがりやすくなります。
余談ですが、マッサージは、ご家族にしてあげるのも喜ばれます。
高齢で物忘れがひどくなってしまった女性に、
フェイシャルマッサージと、簡単なメイクをすると、
それだけで、本来の表情が戻り、
イキイキとしてくるケースはとても多いのです。
短時間のマッサージでも、毎日やるのとやらないのでは雲泥の差がでてきます
お気に入りの音楽を聞きながら、ゆったりと毎日ケアすることを習慣化させてみませんか。